2020年5月11日
座間市長 遠藤三紀夫 殿
新型コロナウイルス対策に関する申し入れ（追加分）
日本共産党座間市議団
中澤 邦雄
守谷 浩一
星野久美子
日頃より市民生活の安定に向けご尽力されていることに敬意を表します。
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため政府による「緊急事態宣言」が5月末日まで延長されることが発表されました。このことにより、市民生活に更なる負担が生じることとなってきます。暮らしや営業の困窮が深刻さを増し、失業し日ごとの生活もままならないとの声も聞こえてきます。
市民のいのちとくらしを守るため、これまでの要望に加え、改めて以下について要望します。ご検討の上、速やかに実施されますようお願いいたします。
- 国の「特別定額給付金」を、一刻も早く市民の手元に届けられるよう、市のホームページから申請書のダウンロードができるようにするなど、対策をとること。また、市独自の上乗せ措置を実施するとともに、給付の時期を早めるための市財政からの立て替え給付を行うこと。
- 本年中に生まれてくる子どもにたいして、出産時に市内に住民票がある場合に「特別定額出産祝い金」として、10万円の給付を行うこと。
- 社会福祉協議会で実施している生活福祉支援制度の周知と申請の簡素化を行うこと。補正予算等で財源を確保し必要な方が受給できるよう支援すること。
- 市税や国保税等の納付期間の延長、減免制度の拡充など市民の状況に十分配慮すること。
- 失業や収入の減少による生活保護制度の緊急利用については、早期の生活再建を視野に入れ自動車保有要件を緩和すること。
- 国民健康保険の傷病手当金の制度適用を急ぐこと。
- 上下水道料金を県営水道料金の減額に準じて、当分の間、1割程度減額すること。
- 「帰国者・接触者相談センター」（保健所）を介さなくても、医師の判断で検査ができるよう座間市でもPCR検査センタ―を設置し、ウォークスルー方式、ドライブスルー方式などを取り入れること。
- 爆発的感染に備えて無症状者や軽症者が利用できる施設等の準備をすすめること。
- 感染を心配しての受診抑制の影響で患者数が激減している病院、開業医への財政支援を行うこと。
- 医療機関・障害者施設・高齢者施設で不足しているマスク、防護服、消毒液などを優先的に供給すること。
- 学校の休業が続き子ども達の遊び場や居場所が少なくなってきていることから、子ども達がストレスを抱えている。コロナ対策を慎重に行いながら、子ども達の遊び場や居場所を一層増やすこと。
- 学校の臨時休業中に障がいのある子どもを介助員や補助員のいる学校で受け入れるようにすること。放課後デイサービスへの財政支援を行うこと。
- 休校措置に伴う就学援助利用者への昼食代補助等の支援を早急に行うこと。
- 就学援助制度の対象を、昨年の収入減少だけでなく、新型コロナウイルスによる収入減少（今年度も含む）の市民へと拡げ、あらゆる手段で周知を行うこと。
- 外出自粛のストレスがDVや虐待へと向かっていると指摘されている。被害を受けている、または可能性のある者や子どもがアクセスしやすい相談体制をつくること。
- 希望する市民に次亜塩素酸水を除菌液として無料配布すること。
- 新型コロナウイルスの影響で売り上げが減少した中小企業や個人事業主へ支援金を給付すること。
- 奨学金の返済途中で新型コロナウイルスの影響で収入が減少した人へ、返済額の一部を補助すること。
- 新型コロナウイルス対策の支援や制度などの情報をホームページ以外でも周知すること。
以上
２０２０年４月２４日
座間市長 遠藤 三紀夫 様
日本共産党座間市議団
団長 中澤 邦雄
守谷 浩一
星野久美子
米軍関係者からの新型コロナウイルス感染拡大を防止するための申し入れ
日頃より市政運営にご尽力されていることに敬意を表します。
この間、在日米軍基地における新型コロナウイルス感染者が報告されています。日米地位協定によって、米軍関係者については、通常の入国審査が行われず、日本の検疫も実施されていません。３月３０日に米国防総省が基地・部隊ごとの新型コロナウイルス感染状況を非公開とする「指針」を出して以降、在日米軍における感染実態は闇の中にあります。基地周辺の住民の間では、米軍による新型コロナウイルスの感染拡大に不安が高まっています。以下のことを早急に実施するよう申し入れます。
（１）米軍基地内と基地外に居住する米軍人の新型コロナウイルス感染状況や治療体制などの情報を公開するよう国に求めること。
（２）感染した軍人・軍属その家族が市民と接触することのないよう、外出禁止や厳格な隔離が行われるよう、米国政府と米軍へ申し入れるなど所要の措置を国に求めること。
（３）米兵等の入国、検疫などについて通常の米国人と同様に扱うよう、米国政府と米軍へ申し入れるなど所要の措置を国に求めること。
（４）市民の生命、安全を守るために、米軍関係者や米軍施設に日本法令が適用できるよう、日米地位協定の抜本改定を行うよう、国に要請すること。
以上
２０２０年３月１３日
座間市長 遠藤 三紀夫 様
日本共産党座間市議団
団長 中澤 邦雄
守谷 浩一
星野久美子
新型コロナウイルス対策についての申し入れ
日頃より市政運営にご尽力されていることに敬意を表します。
この間、政府が発表した新型コロナウイルス対策は、あまりに具体性に欠け、市当局も対応に苦慮されていると推察いたしますが、市民の暮らしへの影響も甚大でありますので、市民への支援を早急に実施するよう申し入れます。
（１）小・中学校の休校措置に関する対策
〇自宅で過ごす児童、生徒への対策を検討し、必要な支援を実施すること。
〇児童ホームの施設は狭いため、かえって感染を拡大する恐れがあるとの指摘もあることから、児童ホームによる学校の教室、校庭などの適切な活用を検討すること。
〇中学生や、児童ホームに入所していない児童、入所を希望しているが入れない児童に対し、校庭の開放や自習教室の確保等の対応をすること。
〇保育園、幼稚園などにおいても学校休校による職員の休暇取得などにより体制の不安定化が起きるため、関係者の要望を聞き取り、対策を講ずること。
〇給食食材を納めていた業者と農家への補償を国に求めること。
（２）低所得者や生活困窮者への情報を適宜提供し、適切な支援を行うこと。
（３）福祉施設等において、感染を防ぐために必要な対策の支援を行うこと。
（４）中小業者への影響を調査し、融資返済猶予や金利減免など支援策を国や県に求めること。ホームページで制度を周知しているが、相談体制をさらに充実させること。
（５）新型コロナウイルスについての市の総合窓口をおくこと。感染への不安を感じている方への相談センターの案内など適切な最新の情報を提供すること。ホームページを見ることができない方への対応をすること。
（６）スマートフォンなどでも座間市ホームページのトップで「新型コロナウイルス感染症に関する情報はこちら」へアクセスできるようにすること。
（７）殺菌効果のある次亜塩素酸水を薄めた消毒液なども公共施設で活用すること。
（８）新型コロナウイルス対策のための予算を計上すること。
以上 |
