２００７年１２月３０日
２００７年１０月〜１２月分季報
日本共産党座間市議団
３人／２６人中
中澤 邦雄
１．今議会の主な議案とわが党及び他党派の態度
（１）平成１８年度一般会計、国保特別会計、介護保険特別会計、各歳入歳出決算の認定について
賛成多数で認定：反対は、共産、市連、無会派１人(岡田）
（２）平成１９年度一般会計補正予算(第３号）
全会一致で可決
（３）平成１９年度一般会計補正予算（第４号）（特別職を除く職員の給与改定）
全会一致で可決（但し、市民は退場）
（４）座間市立もくせい園条例（指定管理者制度への移行）
共産を含む賛成多数で可決。反対は市民のみ。
（５）座間市市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例
（暴力団の市営住宅からの排除）
共産を含む賛成多数で可決。反対は、市連、無会派１人（岡田）。
（６）座間市議会議員定数条例の一部を改正する条例
（定数２６人を２４人と２人の減数条例。議員提出議案）
賛成多数で可決。反対は、共産、市連、無会派。
これによって、２００８年９月実施の市議選より施行。
（７）市長の専決処分事項の指定について（市政クの議員提案）
損害賠償の決定等を５０万円以下から１００万円以下に。
賛成多数で可決。反対は、共産のみ。
※注釈 座間市議会議員構成
共産：共産党（３人）
市連：市民連合（２人）
市政ク：市政クラブ（民主、社民を含む４人）
公明：公明（４人）
政和：政和会（９人）
明政：自民明政会（２人）
無派：無会派（ネットを含む２人）
２．党議員団の議案提出権の活用状況
（１）原油高騰問題の緊急政策を求める意見書
全会一致で採択
（２）後期高齢者医療制度の見直しを求める意見書
全会一致で採択
（３）生活保護基準の見直しに反対する意見書
可否同数、議長裁決で採択
賛成：共産、市政ク、明政、市連、無派 １２人
反対：政和、公明、 １２人
３．わが党の質問、質疑で取り上げた主な問題
（１）キャンプ座間の基地強化について
１）米軍再編の現状 ２）キャンプ座間の７０年に及ぶ負担と犠牲 ３）キャンプ座間への前方司令部の既成事実化 ４）再編交付金 ５）自衛隊ヘリの共同使用
（２）市議会議員の定数削減について
（３）医療機関の適正配置について
医師、診療機関が無い地域が広がっている問題
（４）後期高齢者医療制度と新健診制度について
（５）教育問題について
１）新学習指導要領の改訂 ２）全国学力テスト結果 ３）学校給食法と食育、中学校給食の実施 ４）いじめ問題 ５）県立高校の統廃合（ひばり高校、栗原高校）
（６）産業振興策について
（７）小田急相模原駅周辺の再開発について
（８）座間中学校１号棟改築工事の債務負担行為補正について
（９）借換債について
（10）栗原児童ホームについて
（11）市営住宅から暴力団排除の条例改正について
（12）職員の給与改訂と非正規職員の賃金引上げについて
４．主な請願・陳情、意見書・決議、その結果と各党の態度
（１）再びキャンプ座間への米・日新司令部移転の既成事実化に抗議する決議
賛成多数で可決。反対は自民明政の２人のみ
（２）防衛省疑惑の徹底糾明を求める意見書
賛成多数で可決。反対は、自民明政の２人のみ。
（３）保険でよい歯科医療の実現を求める意見書を国に提出することを求める陳情
賛成少数で不採択。
賛成：共産、明政、市連、無派（岡田）
反対：政和、公明、市政ク
※党議員団提出の意見書は、前記の通り
５．議会の特徴的な動き
（１）市議会議員の定数削減をめぐる動き
定数削減を求める陳情が９月議会に３本提出されたのを受けて、定数削減に反対する陳情が１０月に集められ、最終的には１４１４人の署名を添えて１２月議会に提出された。 しかし、政和会、市政ク、公明、自民明政の与党会派の議員１８人連名で陳情の審議を待たず減数条例案を提出し、採決を強行した。
（２）キャンプ座間への米軍再編による前方司令部に反対する星野市長に対して、自民明政（不動産屋議員）の２人が今年になって容認するよう議会の中で迫っている。
６．宣伝・集会、相談活動、その他
（１）１０月に「市議団ニュース」１２００部発行
（２）１０月に議会報告特集の「座間市民新聞」２万５千部発行
（３）毎月１回、議員が交互に担当、生活相談を実施
（４）１０月２５日、２００８年度予算要望書（４７３項目）を市長に提出
（５）１１月１３日、対政府予算要望交渉で外務省防衛省でキャンプ座間問題を追及（中澤）
（６）１２月１６日、１２月１９日、キャンプ座間司令部に「周辺市民連絡会」の人たちと抗議行動
（７）１３０００人の１２．２首都圏大集会in座間で準備を含め取り組んだ。
以上
