2010年2月25日発行 第125号


活発な市政報告会!


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左から中沢議員、柏木議員、もりや議員
 2月11日、サニープレイスにおいて市政報告会を開催しました。中沢・柏木・もりや各市会議員が、議会の決算審議や一般質問の内容など座間市民新聞215号(市議団発行)の内容を詳しく報告しました。

 はじめに中沢議員が08年度の決算に反対した理由として、キャンプ座間に司令部移転反対の旗をおろした、後期高齢者医療制度を廃止すべき、住宅用太陽光発電設備設置の助成を打ち切ったことなど6点にわたり話しました。

 それから一般質問について、柏木議員が、保育園の子ども一人あたりの面積の問題改善や公立保育所の増設で待機児童解消すべき点などを話しました。続いて、もりや議員が、労働者の権利を紹介したパンフレットを成人式会場で配布となったことや、無料低額宿泊所の問題などを話しました。そして中沢議員が、キャンプ座間をめぐる問題と、宮ヶ瀬ダム建設費として県営水道の受水費を市が使っていない分まで負担している問題などを話しました。

 参加者からも日ごろの疑問や意見など率直に発言をしていただき、活発な報告会になりました。コミュニティセンターで子どもが自由に使えない部分がある問題、介護認定がコンピュータ判定導入後、軽く認定されるようになった問題などが出されました。

 これからも市政のこと、道路や水などの生活環境のこと、さまざまなお困りのことなど、お気軽にご相談ください。




障害者福祉で兵庫県明石市の施策を視察

 2月9日、企画総務常任委員会で兵庫県明石市に視察に行きました。

 障害者の就労支援を目的として、市役所内に福祉コンビニを平成19年11月に開設という全国的にも珍しい試みであり、非常に関心をもって視察をしてきました。

 事業者選定 公募・・・4社の応募があった。

 選考・・・福祉部長など行政側から4人の部長に加えて障害者就労支援事業者から1名の5名の選考委員会

  • 福祉コンビニの運営方針
  • 障害者雇用に対する姿勢
  • 取り扱い品、安全衛生管理への配慮

 などについて検討結果、(株)セブンイレブン・ジャパンが選ばれた。

 従業員・・ハローワークを通じて事業者が公募し、雇用。

  • 時間給は市が業者に求めた720円/時間×4時間程度の交代勤務 
  • 現在働いている人は身障者2名、精神障害者1名

 何よりも感心したことは

  • 庁舎内に福祉コンビニがあること
  • 賃金が保障された一般労働者とあまり変わらないこと
  • 品数は一般のコンビニとあまり変わらないこと。障害者施設で作ったものも当然、販売している。

 問題点は、

 対象が役所に来た人と役所の人だけとなるので収益が少ないこと。

 このほかにも庁舎の中に作業所があり、市の書類の封筒詰めなどを受けて仕事をしているなど、明石市の庁舎活用についての取り組みは大変勉強になりました。

 今後に活かしていきたいと思いました。

(柏木育子 記)




米艦載機からの部品落下事故に抗議

 1月28日午後1時半過ぎ、岩国基地から厚木基地に戻る途中のFA18Eスーパーホーネットという戦闘機から鉄パイプ状の部品が綾瀬市大上の民家に落下するという事故がありました。2階屋根の雨どいを突き破り、防音工事のためベランダに立てかけていた窓ガラスを割りました。けが人はありませんでしたが、防音工事作業中の大工さんのすぐそばに落下したとのことでした。

 これに対して2月1日、柏木議員ともりや議員は、河野幸司県会議員をはじめ、厚木基地周辺の日本共産党市議会議員や民主団体の方々とともに厚木基地に抗議申し入れを行いました。

 こちらからの「一歩間違えば人命が損なわれていた。十分な安全点検を求める」との抗議に対して、対応した厚木基地の牛尾渉外部長は「安全管理に何時間もかけていたら戦争できない。ここは軍隊です」と回答し、開き直りました。

 爆音などの苦情は、市役所0462551111か、直接、渉外課0462528307にご連絡ください。「○○在住の者ですが」と地域や、いつの時間だったかを伝えて、爆音に対する怒りの思い等を話してみてください。また、抗議の連絡は厚木基地0467782664や、南関東防衛局0452117129にご連絡ください。

 今年は日米安保条約改定50年です。爆音被害の解消、さらには、安保をなくして平和な日本に向けて、今後もつとめてまいります。




米軍機はマンハッタンで飛行するようなもの!

 2月12日、基地対策特別委員会でキャンプ座間と厚木基地を視察しました。もりや議員が参加しました。1月28日の米艦載機の部品落下事故についてもりや議員が当局の対策案などを質問したところ、厚木基地の牛尾渉外部長は、「マンハッタンのセントラルパークで飛ぶようなもの。何一つ落としても大変なことになる」と海軍司令官が自戒をこめて全隊員の前で話したと弁明しました。

 2月1日の抗議に対する回答とは変わりましたが、そう考えるなら飛行訓練は中止すべきです。

(座間市基地対策特別委員会では毎年この時期にキャンプ座間と厚木基地を視察します。)




反貧困運動と平和運動の連携で平和な日本を

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左から平和委員会-布施ゆうじんさん、首都圏青年ユニオン書記長-河添誠さん、韓国平和共感研究委員-イ・ジュンキュさん、在米ジャーナリスト-薄井雅子さん
 昨年12月に「日本平和大会in神奈川」が開催され、日本共産党座間市議団も参加しましたが、その報告集会"小さな平和大会"が2月12日に開催されました。もりや議員が参加しました。

 シンポジウムや分科会の報告からは、「日本の平和運動は世界遺産」「自衛隊の実態と市民感覚のずれがある」などがありました。日本平和大会の青年集会(ピースシャウト、右図)の報告では、米・韓・日のゲストによるパネルディスカッションで「米国で徴兵制はないが貧しさから軍隊に応募」=「韓国で職業軍人があこがれの職業になりつつある」=「日本で失業など社会に失望すると戦争も9条も無関心となる」などの実態から、反貧困運動と平和運動の連携の必要性が語られたことなどを、もりや議員が紹介しました。

 日本共産党座間市議団は、基地のない独立・平和の日本をめざし、立場の違いをこえた共同の力で運動をすすめ、日米安保条約廃棄の国民的合意をつくりあげていくようがんばります。


よろず相談
日 時 3月16日(火)
午前10時〜12時
場 所 市役所6階共産党議員控え室
担 当 もりや浩一
お気軽においでください