5月8日、ハーモニーホール座間において市政報告会を開催しました。中沢・柏木・もりや各市会議員が、予算審議や一般質問の内容などを、広報4月15日号と座間市民新聞216号(市議団発行の議会報告)を参考に詳しく伝えました。 まず中沢議員が2010年度予算の説明で、人件費は人口一人あたり県下最も低いことや、全職員のうち約36%が非正規であることを示した後、福祉タクシー費用の予算削減や高齢者入浴券支給など福祉施策の廃止の問題、学校図書の予算化の不十分さ、国民健康保険特別会計の国庫負担率が21%まで落ちたこと、水道料金の問題で県水の受水費による赤字を解消すべきこと、を話しました。 その後、一般質問について、もりや議員が仕事おこしと雇用対策で、地元業者にリフォーム依頼することで自治体が工事の何割かを補助する住宅リフォーム助成制度の創設や、中小企業への市独自の融資制度の復活を求めたことなどを話しました。 続いて、柏木議員が待機児童が3月223人で、4月になっても108人と多く公立保育園増設で解消すべきこと、市営住宅の申し込みで第2希望の指定やフリーの入所希望ができるように昨年の一般質問で求めて実現したことなどを話しました。 そして中沢議員が、公共工事の適正化のために公契約条例が必要であることや、キャンプ座間をめぐる問題などを話しました。 質疑応答では、日ごろの疑問や意見などを発言していただき、活発な報告会になりました。 公立保育園と民間保育園の違いが質問されて、公立の場合、0才・1才児が広い部屋に3人。一方、民間では20人くらいという定員差があり、公立保育園のほうにお金があまり使われていない点が指摘されました。 また、「小児医療費の無料化で所得制限をなくすには」「障害者手帳の更新手続きが簡略化できないか」「障害者への交通費補助としてパスネット廃止後の対策は」などの要望も出されました。 また、「広島・長崎への平和学習を提案したい」という意見も出されました。これについては4月21日、座間市原水爆禁止協議会の役員会で提案、今後、1年間で検討していくこととなった、という話がありました。 これからも市政のこと、道路や水などの生活環境のこと、さまざまなお困りのことなど、市議団にお気軽にご相談ください。 |
岩国基地・愛宕山開発予定地を視察
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5月18日〜19日、市議会の基地対策特別委員会の視察で山口県の岩国市にいってまいりました。視察の目的は、厚木基地から空母艦載機を移転すると国が示した岩国基地に係る諸問題を知ることと、米軍住宅を建設すると国が言っている愛宕山(あたごやま)地域の開発事業について現地を見て、その問題点をつかむためです。キャンプ座間の一部返還候補地に陸上自衛隊の家族宿舎を建設すると防衛省が言っている問題と関連します。 愛宕山開発地域の周囲の住宅には図のように、米軍住宅の建設反対を示す黄色いのぼり旗がいくつも立っていました。愛宕山の開発のうち、4分の1は市のまちづくりとして、残る4分の3地域を国が用地買収してそこに米軍住宅を建設する計画があります。住民の声を聞かないで米軍住宅の建設をするのは大きな問題です。(もりや浩一 記) |
「給料をあげて」「学費を下げて」「保育所の増設を」 様々な要求を掲げて全国青年大集会に5200人が参加! |
5月16日、東京の明治公園で全国青年大集会が開催されました。もりや議員が参加しました。様々なテーマの分科会があり、「貧困、住まい」の分科会では、イギリスは全住宅の4分の1が低額住宅で、車上生活者に燃料費などの支給をしてくれるという話がありました。また、「運動」の分科会では、運動発展のためのアイデアが交流されました。「自分にも仲間にも限界をつくらないことが大事・人は変わる」という話がありました。 メイン集会では、反貧困ネットワークの宇都宮健児さん、湯浅誠さん、全国労働組合総連合の大黒作治議長、日本共産党の志位和夫委員長が、連帯の挨拶をしました。集会後はアピールウォークをしました。 |
厚木基地の爆音なくせ 普天間基地は無条件撤去を! 沖縄と連帯した「かながわピースフェア」に3000人! |
5月16日、すばらしい晴天に恵まれ、大和駅プロムナードで、第22回かながわピースフェア「大和平和まつり」が開催されました。米空母艦載機の飛行訓練による厚木基地の爆音なくせと訴え、3000人の参加者でにぎわいました。 朝早くから会場設定がおこなわれ、模擬店やバザー、基地のパネル展示など多数並び、人々の交流も盛んにおこなわれていました。 午前は、毎回おこなわれている厚木基地包囲平和マラソンがあり、100人を越える最高の参加者で「爆音なくせ原子力空母母港撤回」と書かれたゼッケンをつけて走りました。小学生も大人に混じってマイペースで走っていました。そして、平和行進を行いました。毎月第三日曜におこなっている定例デモです。大和駅の周囲を約1時間かけて、声をあげながら歩きました。 昼からのステージでは、米兵犯罪の横須賀殺人事件裁判で争っている山崎正則さんが参加者に、「米軍基地被害をなくそう」と訴えました。 さらに大声コンテスト『爆音ドンだけ』では、「爆音なくせー!」「基地はいらないー!」などを叫び、声の大きさを競いました。 まつりの最後は、パンポップパラダイスで10人ほどの若い女性がリズムも軽くとてもパワフルにドラムをたたきました。その歌とドラムにつられて大勢の人が自主的にステージに上がり、老いも若きも一緒に体いっぱいリズムに合わせて踊りまつりを盛り上げていました。 このまつりには市議団も座間の後援会の人たちなどと一緒に参加しました。(柏木育子 記) |
≪市議会の日程≫
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