市政報告会を11月14日に市民健康センターで開催しました。前半約1時間は中沢・柏木・もりや各市議会議員が、水道会計決算の審議や一般質問の内容などを報告しました。後半は活発な質疑応答となりました。 まず、中沢議員が2009年度水道会計決算をめぐって、供給単価より給水原価のほうが高くなっていること、その大きな要因として県営水道の受水費の問題があること、市は受水費の問題を解決しないままに水道料金の値上げを審議会に諮問したことなどを話しました。 次に、柏木議員がセブンイレブンで住民票等の交付事業をめぐる審議を報告しました。住民票と印鑑証明がとれるというのは便利にはなりますが、利用できるのがセブンイレブンだけであり、住民基本台帳カードをもっている市民の数、初期費用6800万円余と維持費580万円などを考えると、国からの助成金1300万円があるとはいえ、費用対効果に疑問です。そのため、事業を執行しない修正案を党市議団と市民連合と神奈川ネットワーク運動・ざまで共同提案して、補正予算に反対したことなどを話しました。 また、もりや議員がキャンプ座間をめぐる問題を報告しました。防衛省が座間市だけは基地の負担が増えると認め、負担軽減策を示すとしてきた経過、2009年10月にキャンプ座間の追加的返還候補地4.3haを示してその一部に陸上自衛隊の家族宿舎建設を防衛省が提案してきたこと、今年10月に宿舎建設の規模と位置を少し変えて再度提案してきたことなどを話しました。また、今年3月から市が基地返還促進委員会を発足させ、返還跡地の利用計画を諮問していて、その答申が11月9日にあったことを報告。党市議団は、返還できる土地があればまず日米合同委員会にかけるべきであり、防衛省が座間市にお願いすべきところを座間市がお願いするような形はあるべきではないと求めたことを報告しました。 <一般質問について> その後、各人の一般質問(議案以外のことでも直接、市長などに質問する)について報告。中沢議員が、市の40周年事業に向けたことや、山岡鉄舟が書いた「栗原学校」の額を市指定の重要文化財にするよう求めたことなどを話しました。 <活発な質疑応答> 質疑応答では、報告を受けてのことや、日ごろ感じている疑問などを発言していただきました。「コンビニがなぜセブンイレブンに限られるのか」「LED電球の活用で節約してはどうか」などの質問がありました。 これからも生活環境のことや様々なお困りのことなど、市議団にお気軽にご相談ください。 |
各国の社会保障の財源の構成比は?! |
11月22日、日本共産党の大門実紀史議員が参院予算委員会で、社会保障の財源は消費税でなく、大金持ちと大企業に応分の責任を果たさせるよう求めました。 政府税制調査会の資料によれば、所得が1億円超から所得税負担率が低下するのに反比例し、所得に占める株式譲渡の占める割合が増えています。株式譲渡益や配当に対する税金は税率20%なのが10%に軽減されています。 大門氏が応能負担の原則に反する証券優遇税制の廃止を求めたところ、野田佳彦財務相は、10%軽減は「2012年に本則に戻すことになっている。これを踏まえて今議論している」と述べました。 質問の中で、大門氏は各国の社会保障財源の内訳を提示(下グラフ参照)。日本では企業の負担がかなり低いのです。この上、法人税を下げて消費税を上げれば、大企業の負担は減り、国民負担が増加することになります。これに対し、菅直人首相は「もう少し検討させていただきたい」と指摘を否定できませんでした。 消費税は所得の少ない人ほど重くなる逆進性を持つ税金であり、財源は証券優遇税制の廃止など応能負担でまかなうべきです。また、巨額の内部留保をためこんでいる大企業にきちっと負担させるべきです。 |
大盛況の赤旗まつりに参加 |
11月7日、東京・夢の島公園で開催された赤旗まつりに党市議団は3名とも参加して、市民の皆さんと市政をはじめ政治や社会のことを語らいました。11月6日の2日間合わせて全国から10万人を超す参加者でした。沖縄から北海道まで全国からの物産展や、大バザールが50店舗以上あり、色々と美味しいものがありました。 中央ステージでは日本共産党の志位委員長の記念講演がありましたが、党市議団は多くの人たちと一緒に聞き入りました。 11月6日はもりや議員が「青年議員・候補者のつどい」に参加しました。全国から集まった20代〜30代の議員や予定候補者、およそ50人が各40秒で自己紹介などを行いました。 |
市議会第4回定例会の日程 |
お気軽に議会の傍聴にいらしてください。 |
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