2014年8月21日発行 第176号 |
2014年度座間市議会第3回定例会の日程 |
8月28日から9月29日まで議会がおこなわれます。
*本会議はインターネット中継しています* |
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オスプレイ訓錬拠点 厚木基地本格運用始まる |
オスプレイについては前号で守谷議員が、事故を起こしている欠陥機であること、地元自治体が飛来は容認できないと防衛省に要請していること、周辺住民は飛来に反対し中止を求めていることを明らかにしました。 オスプレイ 厚木・富士一体で訓練拠点に 2年前の沖縄配備前に米側が発表した報告書「環境レビュー」によれば、キャンプ富士で年間500回程度の訓練を行うことになっていますが、そもそもキャンプ富士には整備、補給施設がないので、整備、補給機能が充実している厚木基地を拠点として、キャンプ富士と一体的に利用されることになります。 オスプレイは「未亡人製造器」? オスプレイは、米海兵隊が任務とする他国への侵攻作戦を強化するため導入した新型輸送機です。開発段階から墜落事故を繰り返し多数の死者を出してきたために、米国では「未亡人製造機」と言われ、米本国はもとよりハワイ州などでも住民の反対で十分訓練ができません。そこで訓練拠点を沖縄の普天間基地に移し、さらに日本全土に広げようとしているのです。 オスプレイ来るな!の声と世論を大きく オスプレイは海兵隊と同様日本防衛とは全く関係のない殴り込みのための兵器です。 (中沢邦雄 記) |
雨の広島にて国際連帯 核廃絶を |
◇核軍縮は世界の流れ 8月4日(月)から6日(水)まで広島の原水爆禁止世界大会に参加してきました。核兵器のない平和で公正な世界を求めて、北海道から沖縄、そして世界中から国連代表や各国の政府代表も参加する大会です。会場には5000を超える自治体の全国平和行進の賛同ペナントが掲げられていました。 ◇43年ぶりの雨の広島「原爆の日」 広島の原水爆禁止世界大会は2002年に初参加して5回以上になりますが、今回は初めて雨模様でした。平和記念式典の8月6日の朝8時15分が雨だったのはなんと1971年以来43年ぷりとのことでした。これまでは晴れてものすごく暑くて、「これは原爆投下時の疑似体験」と被爆者の話でふれられるほどだったのです。最終日の閉会総会後には雨がやみ、運動の展望を象徴しているようでした。今回の貴重な体験を今後の核兵器廃絶の運動にいかしていきたいと思います。 (守谷浩一 記) |
安心の国民健康保険制度を |
国保の問題点 社会保険では雇用主が労働者の保険の半額を出していますが、国保では現在そうなってはいません。国保は、自営業、高齢者、無職もしくは就労していても非正規社員のため社会保険に入っていない人々が主な加入者です。国民等しく誰でも安心できる安価な医療制度を保障するのは国の責任ですが、現在では国からの支出金は減らされていくばかり。その分地方自治体である座間市に。最終的には国保加入者に負担が重くのしかかってきます。国保税が高額すぎて払いたくても払えない、と苦しんでいる方々から相談を受けることもあります。一番の問題は前年度の収入によって税率・金額が決まるので、今現在の暮らしぶりが支払に反映されないことです。これは現行の税制度ではしかたないことですが。当局によれば支払等で困ったことがあれば「相談してください」とのこと。どんな状況でも健康保険証を取り上げるということはありません。 誰でもが安心できる制度を しかし、2013年度に短期保険証発行は512件、資格証明書発行は28件、差し押さえは141件(2012年度は92件)されているという報告がありました。また、国保税は払ったけれど病院に行くお金が無いなどの声もあります。これでは本末転倒です。 (星野久美子 記) |