2015年10月20日発行 第190号

子供たちの未来へ=平和への願い

 10月18日、秋晴れの日曜日の午後、相模原中央公園で行われた「安保関連法に反対するママの会@座間・相模原」が主催する「おやこでつなぐ ハロウィン・ピースパレード」に参加してきました。

戦争法案(安保関連法案)の可決に反対するため作られた会

 「ママの会」は「だれの子どもも殺させない」をコンセプトに掲げ、日本の子ども達だけでなく、世界中のどの国の子ども達も、いま生きているすべての人たちのいのちを、戦争で奪わせるわけにはいかない、と全国で若いママたちが、また、様々な世代の人たちが立ち上がり声を上げ、はじまりました。
集会のチラシには、『「戦争法案」は強行採決で成立してしまったけれど、憲法は変わっていない。憲法違反の法律は無効です。(憲法第98条)あきらめないで。主権者は私たちです。選挙で戦争法反対の人を多く当選させれば法律を廃止することができます。』とかかれています。
集会は子どもや、ハロウィンということで仮装した参加者も多く、とても明るく楽しい雰囲気で行われました。
そして集会後、相模大野駅まで「平和が大好き、戦争やめよう!」とコールをしながらパレードをしました。

戦争のない本当の平和を求め続ける

 今回の集会参加者は60人程でした。集会やパレードは、公園で、沿道から、たくさんの人が注目をしていました。そしてこの日は、東京の渋谷でも学生が主催の大きなデモが催されました。若い世代、高齢者、ママ、そして子ども達。すべての人が平和に、安心して暮らしていかれるよう、私も一地方議員として力を尽くしていかなければ、と改めて思わされました。

(星野久美子 記)




教育行政II
一般質問で取り上げた教育行政パートIIです。

子どもの命を救おう

 中澤 中学生などこども達の事件、事故、自殺等が最近頻発し、命を救うにはどうするのか、社会全体の問題として問われています。
 内閣府が1972年から2010年の42年間に自殺した18才以下の18万48人を365日分析し調べた結果、1番が9月1日の131人、4月11日の99人、4月8日の95人、9月2日の94人、8月31日の92人と続いていることから、2学期と新学期の始まる前後の自殺の多いことがわかったと内閣府が注意喚起している。座間市内でこの5年間くらいの間に病死以外の事件や事故、自殺によると見られる小・中学校の児童・生徒の数をつかんでいたら明らかにしてもらい、その結果に対する見解を求めるものです。

 教育長 本市では平成22年度から本年までの5年半の間に病死以外の死因で亡くなった小・中学生はおりません。しかし、今後も小・中学生に痛ましいことが起こらないように、児童・生徒には命を大切にすることを機会ある毎に指導すると共に、保護者や地域と連携を取りながら学校全体で児童・生徒の様子を注意して見守っていきます。

不登校の実態と対策について

 中澤 不登校の問題について、今年8月に文部科学省が速報値を発表したが、それによると全国的には小学生は昨年に比べて1,691人増えて、不登校の児童は2万5866人と過去最多になった。中学生は前年に比べて1608人増えて9万6789人、小・中合計で12万2655人となっています。全国的には、2001年度が不登校の数13万9千人をピークに、それから徐々に減少してきたが2年前から再び増加になってきています。県内では、小・中・高合わせて9794人と前年に比べて445人増えており、全国同様2年連続で増加しています。座間市の児童・生徒の実態について伺います。

 教育長 不登校について、平成26年度分は9月中旬に国や県とともに公表する予定ですので控えさせていただき、国に、平成25年度の市の不登校は、小学校36人、中学校137人でした。不登校児童・生徒に対しましては、早期対応が何よりも重要であると考えており、連絡無く欠席した場合には学校から連絡し、確認することにしています。
 欠席1日目には電話で連絡し、2日目には手紙、3日目は家庭訪問を合い言葉に、迅速な初期対応をとるようにしています。それでも欠席が続く場合にはチームとして対応しています。

(中澤邦雄 記)




総合計画の中間見直しの問題を指摘

 総合計画とは、市の目指す将来像の実現に向けての指針をまとめたものです。第四次座間市総合計画は2011年から10年間の計画で、基本構想の総論では、「総合計画の適時性を確保するため、5年をめどに見直すこととします」と定めています。今年度がその5年目です。市は計画見直し案を示して、8月7日から1ヶ月間、市民からの意見募集をしていました。この総合計画の見直し案にかかわる問題について9月4日の一般質問で取り上げました。

◎総合計画を見直す考え方が説明不足

 計画見直し案では、子ども・子育て支援新制度や東日本大震災などのことをあげた後、「以上のことから第四次座間市総合計画の基本的方向を崩すことなく、本計画策定後に新たに生じた推進すべき施策、及び推進体制を明らかにする」とあるだけです。市民の方からは「なぜ総合計画の部分的な見直しにとどまったのか」と声があがっていました。私がこの考え方を質問したところ、「全52ある施策で、市の担当各課にヒアリングし課題が浮き彫りになった3点について今回の見直しをしました」との企画財政部長の答弁でした。しかし、見直し案ではそのことがわかりにくく、市民に対し説明不足です。

◎追加施策の目標値が不明確&名称変更した施策は従来目標

 見直し案では、市の知名度向上や情報発信という「シティプロモーション」を追加し、目指す姿の指標に「ざまりん」を知っている割合などの指標があります。この目標値が設定されていない点を質問したところ、今後アンケート調査の結果等を勘案しながら検討するとのことでした。一方、見直し案で「防災・減災」が「危機管理・減災」へと、「子育て支援」が「子ども・子育て」として名称が改められた2つの施策については、内容が変化しているのに目指す指標は従来どおりとのことでした。

◎戦略プロジェクトの表記に誤記

 また、4箇年の戦略プロジェクトというものがありますが見直し案で「平成27年度の戦略プロジェクトにおいては…」とあり、年度ごとのような表現でした。質問したところ、「平成27年度から」と記載をしなければいけなかったとの答弁でした。
 今後も総合計画の内容に注視して、様々な住民要望を反映させていきたいと思います。

(守谷浩一 記)




平成27年座間市議会第4回定例会日程

11月20日から12月18日まで議会が行われます。各委員会も傍聴できます。いずれも9時開会(議会改革特別委員会、及び12月15日の予算決算常任委員会は13時)です。ぜひ傍聴にいらしてください。

日時

会議の内容

会議の場所

11月 20日(金)

議会運営委員会

委員会室1

27日(金)

本会議(開会、提案説明、総括質疑) 

議場

予算決算常任委員会(本会議終了後)

全員協議会室

12月4日(金)

一般質問

議場

7日(月)

一般質問

議場

8日(火)

一般質問

議場

10日(木)

予算決算常任委員会企画総務分科会 企画総務常任委員会

委員会室1

予算決算常任委員会健康福祉分科会 健康福祉常任委員会

委員会室2

11日(金)

予算決算常任委員会教育市民分科会 教育市民常任委員会

委員会室1

予算決算常任委員会都市環境分科会 都市環境常任委員会

委員会室2

14日(月)

基地対策特別委員会

委員会室1

議会改革特別委員会

委員会室2

15日(火)

予算決算常任委員会

全員協議会室

16日(水)

議会運営委員会

委員会室1

18日(金)

本会議(討論、採決、閉会)     

議場




<<よろず相談>>
○日 時 11月19日(木) 午前10時〜12時
○場 所 座間市役所 6階 日本共産党控え室
お気軽におでかけください。11月の担当は星野久美子議員です。



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