2016年3月22日発行 第195号 |
2016年度座間市議会第1回定例会が2月25日から3月25日までの会期で開催されています。 審議された議案は、16年度一般会計予算など52議案と陳情4件でした。党市議団は、提案された議案などに対する総括質疑と討論は中沢邦雄議員、市政全般に対する一般質問は守谷浩一議員、星野久美子議員が行い、市民要求の実現に努めました。 〈一般質問〉 〈総括質疑・討論〉 |
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誘致病院である「座間総合病院」が「キャンプ座間」の土地の一部が返還された場所に建設され4月に開院されます。病院の敷地は、国から借地したもので市が、国に土地賃借料(年間1,084万円)を10年間にわたって払うとして予算計上されています。そこで、座間市が病院事業者に肩代わりして土地賃借料を10年間払い続ける根拠についてたずねた。というのも、病院誘致はこれが初めてではない。昭和50年6月に協定を結んで「ひばりが丘病院」に、ひばりが丘丁目の市有地を提供してきてもらった。これは、東原、ひばりが丘地区の医療砂漠状態を解消するためだった。この時はこの敷地は購入してもらい、駐車場用地は借地料を払ってもらい貸し付けた。また、専門病院が必要だとして、東原5丁目の市有地に「川口歯科」を誘致したが、その時も賃借料を払ってもらい、後になって購入してもらった経過があります。このような、過去の経緯からして市が支払う妥当性について質しました。 |
ひばりが丘地区(1丁目地内)雨水災害対策事業費が合計78,060千円当初予算に計上されている。これは、ひばりが丘地区の雨水対策として、浸水被害の軽減に務めるために大和市側行政区の国有地を活用して遊水池を造るというものです。この遊水池は面積が600平方メートル、深さが1.5メートルで約312トンの築造ということだが、土地は国有地なので国の了解、大和市内に造るのだから大和市の了解がとられているのか質問しました。座間と大和の市境は江戸時代に決められたという古い歴史を持っている。この一帯で最も低地部にあるため、小松原、ひばりが丘地区の雨水が集まり、引地川に流れ込んでいたが、引地川の改修が完了するまでと言う事で、ひばりが丘3丁目に2万トン遊水池を昭和56年につくってきた。引地川の改修事業はどうなっているのかをたずねました。 |
第一回定例会において、介護に関する一般質問を行いました。総務省統計局の人口推計によると、2016年月の概算値で総人口は1億2687万人で、その中の65歳以上の人口は3414万人です。高齢化率(人口に占める高齢者の割合)は26.9%になりました。2010年の国勢調査の結果からの高齢化率は22.83%でしたので、5年間で4.07ポイント増加したことになります。加速度を増した超高齢社会、国、県と共に地方自治体の役割も大きく問われてきています。 |
国民健康保険は、国民健康保険法の第1条にあるように社会保障制度です。医療費の増高に伴い保険給付も増高し、国保税が引き上げられてきました。高すぎる国保税の引き下げについて3月7日の一般質問で取り上げました。 |