2016年10月19日発行 第200号

新しい議会で頑張ります

 9月18日告示・25日投開票で行われた座間市議会議員選挙において、日本共産党座間市議団の中澤邦雄(12期)、守谷浩一(3期)、星野久美子(2期)の各議員は議席を守ることが出来ました。
 今回の選挙では定数が1つ削減されて22の議席を26人の候補者が争う激戦になりました。とりわけ、座間市では以前には一人もいなかった自民党の公認候補が6人も立候補するという、総選挙を見据えた政党間の争いになりました。

新しい役職

◇中澤邦雄議員 都市環境常任委員会
議会運営委員会
都市計画審議会委員
イラスト
◇守谷浩一議員 企画総務常任委員会
議会ICT推進検討会
高座清掃施設組合議会
相模原二ツ塚線水窪座間線建設促進協議会委員
◇星野久美子議員 民生教育常任委員会
議会だより編集委員会
議会報告会開催委員会
国保運営協議会委員

公約実現に向けて
 定数の削減に伴い4つあった常任委員会が3つになりました。
 これにより各常任委員会に党市議団の議員が所属できるようになりました。
 選挙時に市民の皆さんにお話しした公約を実現するために、また、いのち・くらし・平和が最優先の市政を作るために全力で頑張っていきます。これからもよろしくお願いいたします。(星野久美子 記)




2015年度決算 税金を住民のくらし応援に

○一般会計の歳入は過去最高の決算額に
 2015年度一般会計決算の歳入総額は408億7044万304円、歳出総額は394億3434万8145円で、歳入歳出差し引き額は14億3609万2159円の黒字となりました。この歳入決算額は、市庁舎移転などに向けた核づくり事業で膨らんだ1993年の386億円や、1994年の393億円をも上回る過去最高額となっています。

イラスト○財政調整基金の一部活用こそ
 財政調整基金ですが、2015年度で8億9525万5000円を取り崩し、8億4975万6671円を積み立てて、決算年度末の基金残高は14億8399万2293円となりました。さらに2016年度に基金を取り崩し、直近の基金残高は9億円余となっています。
 そもそも、財政調整基金とは、年度間の不均衡を調整するための積立金です。中学校給食や中3までの子ども医療費無料化などについて、基金の一部活用も考慮しながら、実現を求めていきたいと考えます。

○マイナンバー制度の費用が国の負担100%ではなく市の持ち出しあり
 社会保障・税番号制度(マイナンバー制度)にかかわる事業については、日本で暮らす全ての人に12桁の番号をつけて、国による個人情報の一元管理と情報漏えいの危険性を問題として指摘してきました。しかし、国は自治体に費用負担を迫り、マイナンバーの制度構築を問答無用ですすめました。
 党市議団は、2015年度決算において、マイナンバー制度の費用における市の持ち出し分はいくらになったのかを質疑しました。企画財政部長の答弁で、マイナンバー制度関連の支出は1億4940万円余で、国からの負担分は9640万円余で、差し引き、市の持ち出しが約5300万円とのことでした。

 今後も、決算審議では住民のくらしへの効果および影響を明らかにしながら、税金を住民のくらし応援にまわすよう求めていきます。(守谷浩一 記)




“政治とカネ”
閣僚の白紙領収書、責任は重大

 日本共産党の小池晃書記局長は、10月6日の参院予算委員会で質疑に立ち、菅義偉房長官、稲田朋美防衛相、高市早苗総務相が自民党議員らの政治資金パーティー券代を支払った際、白紙の領収書をもらい自分たちで金額などを書き込んだことを明らかにし、政治資金規正法の根幹を揺るがす重大な問題だとして追及しました。小池氏によると、菅氏の団体宛で、同一人物が書いたとみられる領収書は2012年からの3年間で約270枚、約1875万円分、稲田氏の団体宛で約260枚、約520万円分、高市氏の団体宛で約340枚、約990万円分の領収書が見つかったと指摘しました。

政治資金規正法をないがしろに
 政治資金規正法は国会議員や関係政治団体に対し、政治資金の流れを透明化するために、人件費を除くすべての支払いについて領収書の公開を義務付けている。だが、いくら公開して透明性を高めようとしても、白紙の領収書が許されるのなら虚偽の金額を書き入れることも可能だ。支払額を水増しし、差額を裏金にしたとしても分からない。公開された情報が正しいのかどうかが疑われ、制度そのものの信頼性が損なわれたことになります。

政務活動費
座間市は1議員当たり月額16,500円

 白紙の領収書は「政治家の非常識に驚く」など国民の間に批判が広がっています。
 富山市では、白紙領収書で不正請求を繰り返していた自民党市議らが辞任に追い込まれるなど“政治と金”の問題では地方議員にも厳しい目が向けられ、座間市はどうかと尋ねられることが増えました。座間市は議員一人当たり月額16,500円、年額198,000円で会派に支給されます。
 党議員団は、年4回発行の議会報告特集「市民新聞」と毎月発行の「市議団ニュース」の経費に充当していますが、不足するので私費で補っています。従って他市の不正使用に見られるようなことは、全く心配いりません。政務調査費は毎年議長に領収書を付けて会計報告をしており、議会事務局で公開しています。因みに、座間市議員の報酬は神奈川県19市の中で下から3番目で月額41万9千円。市内の全産業労働者の平均賃金と同程度です。(中澤邦雄 記)




2016年座間市議会第4回定例会日程

11月25日から12月19日まで議会が行われます。各委員会も傍聴できます。
いずれも9時開会です。ぜひ傍聴にいらしてください。

日時

会議の内容

会議の場所

11月 18日(金)

議会運営委員会

委員会室1

  25日(金)

本会議(総括質疑) 

議場

予算決算常任委員会(本会議終了後)

全員協議会室

12月2日(金)

一般質問

議場

   5日(月)

一般質問

議場

    6日(火)

一般質問

議場

   7日(水)

予算決算常任委員会 企画総務分科会企画総務常任委員会

委員会室1

8日(木)

予算決算常任委員会 民生教育分科会民生教育常任委員会

委員会室2

9日(金)

予算決算常任委員会 都市環境分科会都市環境常任委員会

委員会室1

12日(月)

基地対策特別委員会 (設置の場合)

委員会室1

  13日(火)

予算決算常任委員会

全員協議会室

 15日(木)

議会運営委員会

委員会室1

    19日(月)

本会議(討論、採決、閉会)     

議場

※本会議は座間市のホームページから観ることも可能です。
座間市➡市議会➡インターネット中継➡ライブ中継を見る(過去の議会のものは『録画中継』を選ぶと視聴できます)




<<よろず相談>>
○日 時 11月8日(火) 午前10時〜12時
○場 所 座間市役所6階 日本共産党控え室
お気軽にお出かけください。11月の担当は星野久美子議員です。


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