2017年2月21日発行 第204号 |
子ども・子育て会議を傍聴 待機児童の解消を |
待機児童の問題が全国的に広がるなかで2月9日、座間市子ども・子育て会議を傍聴しました。子ども子育て支援法により全国の自治体で設置される会議で、座間市では13人の委員により、市の「子ども・子育て支援事業計画」の点検や見直し等がすすめられています。幼稚園や保育園の「子どものための教育・保育事業」と、延長保育・児童ホーム・妊婦健診など多岐にわたる11事業の「地域子ども・子育て支援事業」とがあり、今回はそれぞれの点検・評価が主な内容でした。傍聴者には資料が配られますが回収されてしまうので今後、運用の改善が必要と感じました。 |
災害に備えるためにできること |
去る1月25日、県央8市議会議員合同研修会が、ハーモニーホール座間で行われました。この研修会は県央8市議会(厚木、綾瀬、伊勢原、海老名、相模原、座間、秦野、大和)が、毎年一回この時期に持ち回りで行うものです。 |
「共謀罪法案」国会提出断念させよう! |
安倍政権は「共謀罪法案」について名前を「テロ等準備罪」に変えて、今国会に提出しようとしています。法案のレッテルを貼り替えても、共謀=相談・計画しただけで犯罪を問えるという本質は変わりません。これは「犯罪行為が実行された場合のみ処罰できる」とした刑法の大原則に真っ向から反するだけでなく、国民の思想及び良心の自由を保障した憲法19条にそむく違憲立法にほかなりません。 |
総括質疑の質疑時間削減を強行 |
これまで座間市議会は、本会議に於ける総括質疑(提案された議案に対して一括して主に市長に質疑)は、会派の代表が60分質疑(答弁は含まず)することができました。しかし、昨年9月の改選後、会派を組まない3人の議員がいることを理由に、これまで会派に所属しない議員が複数いる場合は「みなし会派」として代表の発言を認めてきたのに、自民党・いさま、公明党、ざま大志会などがこれからは認めないとして多数で押し切りました。そして「総括質疑は1日と日程が決まっているので、1日で終えるためには一人当たりの質疑時間は答弁も含め10分」と主張してきました。3月議会は予算議案が13件、条例改正議案など15件もあるのに10分でできるはずがないと共産党は主張しました。結果、質疑だけで一人10分を基準に5分延長できるということで決めてしまいました。議会のルールは全会一致で決めるという議会運営委員会の申し合わせを破って多数決で決めたのです。反対したのは私だけでした(沖永議員は退席)。この結果、共産党は3人いるので30分を基準として15分延長できるのですが、これまでに比べ基準で30分、延長できても15分短くなってしまいました。質疑時間の削減は、市民要望の実現、行政への監視機能など議員の役割を十分果たせなくなるのです。(中澤邦雄 記) |
2017年 座間市議会 第1回定例会の日程 |
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2月23日から3月24日まで議会が行われます。各委員会も傍聴できます。開会は9時ですが途中からでも大丈夫です。ぜひ傍聴にいらしてください。
※本会議は座間市のホームページから観ることも可能です。 |
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