2017年4月20日発行 第206号 |
5・20 党市議団の市政報告会にご参加ください |
時 ; 2017年5月20日(土)14:00より
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座間市議会の今日の姿 |
昨年9月の座間市議会議員選挙後、会派も新しくなり、日本共産党座間市議団3名の他、自民党・いさま8名、公明党4名、ざま大志会2名、ざま明進会2名、会派に属さない議員3名の22名が5つの会派と1つのグループという構成になりました。そして、会派をめぐる問題があります。 ◎会派重視の座間市議会 ◎議会だよりも人数による公平性? |
市長与党が委員長に固執し基地対策特別委員会設置できず |
米軍や自衛隊などが使用している基地が所在している地方自治体の議会では、常設の常任委員会とは別に、特別に基地対策特別委員会を設置し基地に係わる諸問題に取り組んでいます。座間市議会も1972年の第1回市議会以来、基地対策特別委員会を設置し基地に係わる事案を専管してきました。 総括質疑の時間削減を強行!! 「全会一致で」のルールを破る これまで座間市議会では、本会議における総括質疑(議案に対して一括して主に市長に質疑)は、会派の代表が60分以内で質疑(答弁は含まず)することを慣行としてきました。しかし、昨年9月の改選後、自民いさま、公明、ざま大志会、ざま明進会などが、「総括質疑を一日で終えるには、一人当たりの質疑時間は答弁も含め10分」と主張してきました。共産党は「特に3月議会は予算案が13件、条例改正議案など15件もあるのに10分で出来るはずがない」と主張しました。結果、質疑だけで一人10分を基準に5分延長できると言うことで決めてしまいました。”議会運営のルールは全会一致で決めるという議会運営委員会の申し合わせ”を破って多数決で決めたのです。反対したのは共産党だけでした。この結果、共産党は3人いるので計30分を基本としながら15分延長できますが、今までの質問時間60分より15分短くなってしまいました。 |
もと国有地からの土中障害物の撤去費 対応改善を |
◆キャンプ座間の一部返還地から土中障害物 現在、新消防庁舎をキャンプ座間の一部返還地に建設中で、今年度完成予定です。そんな中、3月24日の本会議最終日の二日前、3月22日に報告事項があり、建設中の新消防庁舎建設工事の契約金を増額したが、議会にかける時間的余裕がなく、すでに市長の同契約変更を済ませた専決処分(委員会審査も採決もしない)という内容でした。 ◆森友学園の国有地払い下げとは対照的な結果 キャンプ座間一部返還地は国有地でしたが、昨年の春過ぎに市民体育館第二駐車場だった市の土地と土地交換をしています。土地交換後2年間は国に瑕疵担保の規定があります。規定に該当するにもかかわらず、座間市が障害物の撤去費用を全額負担するということでした。 ◆これまでの事例をいかして対応改善をキャンプ座間の一部返還地に座間総合病院を建設した際にも土中障害物が出て、撤去費用を座間市が全額負担したことがありました。新消防庁舎建設後は公園整備が予定されます。今後、同様に土中障害物が出たときの対応改善を求めたいと思います。【守谷浩一 記】 |