2017年11月7日発行 第212号 |
障がいがあってもなくても助け合える社会をつくろう |
皆さんは駐車場や様々な公共の場に書かれている車いすのマークが何を意味しているかご存知のことでしょう。あの車いすのマークは正式名称を「障がい者のための国際シンボルマーク」といい、車椅子や足の不自由な方のみに関わらず障がいのある方全般が利用できる施設や建物、場所を示すマークだということです。この車いすマーク以外にもさまざまな障がいを負う方々の支援のために多くのマークが使用されています。その一部を紹介します。 ①「身体障がい者標識」②「聴覚障がい者標識」などは車についているのを見かけることもあります。③「耳マーク」は、聞こえが不自由なことを表すと同時に、聞こえない人・聞こえにくい人への配慮を表すマークでもあります。市役所内でも見ることができます。④「『白杖SOSシグナル』普及啓発シンボルマーク」は「視覚障がい者が白杖を頭上に掲げているのは助けが必要な時」ということを広く普及啓発するためのシンボルマークです。⑤「ヘルプマーク」は、義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることができるマークです。このようなマークを見かけたら、是非、配慮や支援をお願いします。障がいがある人もない人も、みなで支えあって、明るく生活することができる座間市をつくるために、私も皆さんから知恵と力をお借りして頑張っていきます。【星野久美子 記】 |
要支援1,2の方を介護保険からはずし地方自治体の総合事業に移行の問題 |
「地域医療・介護総合確保推進法」が2014年6月に成立し、15年に施行された。この法律の施行によって、要支援1,2相当の方を介護保険から外し、給付の効率化と言うことで自治体の日常生活支援総合事業に17年度から移行した。 自治体の45%が「事業運営に苦慮」 調査結果では、回答した1575自治体の45%が「事業の運営に苦慮」している。「順調」と答えたのは27.4%、「どちらとも言えない」が27.7%だったということで、「苦慮している」のは、ボランティアら担い手を確保できないことが主な理由で、地域住民による支え合う仕組みづくりの難しさが浮かび上がったということです。市区町村による軽度者向けの「総合事業」で政府が求めるのは、介護の技術をあまり必要としない仕事を住民らに任せる「支え合い」の地域づくりをすることによって、介護保険の費用を抑える狙いがある。通所介護を手がける地方自治体はあっても、訪問介護を引き受ける事例が少ないという問題もあります。さらに、最近、介護事業所が要支援者を今後引き受けないというところが出てきているが、それは、軽度者の介護は、重度に比べて事業所の報酬が低い、その上、新サービスでは、人員基準を緩めるかわりに報酬も下がり、ますます採算が取れなくなったためと言われています。 要支援1の方40人、要支援2の方81人総合事業に移行している小林健康部長:介護予防・日常生活支援総合事業におけるサービスの本市の現状は、平成29年度は、従来の介護予防、訪問介護、介護予防通所介護を訪問型、通所型の現行相当サービスとして位置づけ、要介護認定期間を更新する方から順次移行しております。要支援1の方558人の内40人が、要支援2の方717人の内81人が各々既に総合事業への移行が済んでいます。総合事業は、市のみならず、ボランティア、NPOなど、多様な主体と協力し、地域の実情に応じて実施することを目指しており、採算性を考慮した新たなサービスの創設や担い手の育成など、課題については、協議体や地域包括ケア会議等で慎重に検討しながら、有益なサービスにつなげてまいりたいと考えております。 (「9月議会一般質問」より 中沢邦雄) |
9条改憲NO! 11・3国会包囲行動に参加 |
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○全国各地で9条改憲に反対する行動
憲法9条改憲に反対する行動が11月3日、全国各地で取り組まれ、国会周辺では包囲大行動がおこなわれました。この国会前行動に私も参加しましたが、続々と人がつめかけ、主催者発表では4万人が集まったとのことでした。座間からも市民の方々が参加していました。 ○国会内外で力を合わせ改憲阻止を
私は、永田町駅から、議員会館前ステージ、国会正門前ステージ、国会図書館前ステージの順にそれぞれまわりました。ステージ前までなかなか辿り着けませんでしたが、各地にスピーカーが配置されていて、スピーチがよく聞こえました。 |
2017年座間市議会第4回定例会日程 |
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11月24日から12月18日まで議会が行われます。各委員会も傍聴できます。
※本会議は座間市のホームページから観ることも可能です。 |
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