2020年5月21日発行 第242号


新型コロナウイルスで生活が大変な方への支援制度

 新型コロナウイルスの影響で生活が大変な方に、下記のように市税の1年間の「徴収猶予の特例制度」があります。他に2つの制度をお伝えします。
https://www.city.zama.kanagawa.jp/www/contents/1588293639420/index.html

家賃相当額を支給する制度
 もとは、求職活動をする方に一定期間の家賃相当額を支給する「住居確保給付金」ですが、新型コロナの影響で休業やバイト減少などで収入が減少した方(学生を含む)も対象になっています。家賃支給額(上限)は単身4万1千円、2人世帯4万9千円、3〜5人世帯5万3千円までです。条件として、世帯の預貯金が単身世帯で50万4千円、2人世帯で78万円、3〜5人世帯で100万円を下回っていること。月収が単身世帯は8万4千円+家賃額、2人世帯は13万円+家賃額、3人世帯は17万2千円+家賃額、4人世帯は21万4千円+家賃額、5人世帯は25万5千円+家賃額を超えていないことです。下記から申請書などを取り寄せることができ、郵送で手続きできます。担当は生活援護課046-252-8566です。
https://www.city.zama.kanagawa.jp/www/contents/1587380542503/index.html

保証人不要の特例貸付制度
 また、緊急小口資金や総合支援資金の「特例貸付制度」は、無利子、保証人不要、貸付額は15万円など、返済は1年後からですが、なお所得の減少が続く住民税非課税世帯については免除となっています。担当は、市社会福祉協議会046-266-2004です。
 わからないことなど、お気軽にご相談ください。【守谷浩一 記】




市議生活48年を振り返って @

 私(中澤)はこの9月の改選時を機に引退し、村越透氏と交代することにしました。座間市議12期48年の長きに亘り、みなさんに支えられ、励まされて議員活動を続けることができました。これまでのご支援ご協力に心から感謝とお礼を申し上げます。

市民の利益第一に
 善意の立場から「共産党でなければ…」という声がよく寄せられました。しかし、私は日本共産党の議員だからこそ“市民の利益第一”を貫いて48年この方やってこられたのだとつくづく思います。
 日本共産党は2年後に党創立100周年を迎えます。日本の政党の中でもっとも伝統と誇りをもち、どんな弾圧にも屈せず命がけで国民の利益を守り抜いてきた党です。私もこの党の一員だからこそ、市政の場で「市民の利益第一」をモットーに活動してこられたのです。国民の悩みがあり、苦しみがあり、解決しなければならない矛盾があるかぎり、日本共産党は不滅です。議員としての私の存在意義もここにありました。そして、私の議員活動はまさに市民のみなさんと共にありました。あらためてお礼を申し上げます。

条例案を提案し成立させました!
 座間市を含む県央の自治体は相模川流域下水道に接続して、公共下水道を整備するために下水道条例を制定しましたが、住民負担無しの下水道条例を制定(1977年10月)したのは県下で座間市だけで、これは党市議団の提案によるものです。

 座間市の市営水道は市内の地下水に85%頼っていますが、70年代に入り開発や日産自動車工場の大量取水により地下水が枯渇する危機に直面した時、党市議団は地下水を守ることを市政の重要課題と位置づけ、全国で初めて「地下水保全条例」を1973年9月に提案しました。この時は、2年間の継続審議の末、残念ながら成立しませんでしたが、その後3回に亘り提案し続け、遂に1998年4月3日に可決成立させました。全国的にも先進的な「地下水保全条例」です。(次号につづく)【中澤邦雄 記】



新型コロナウイルス対策についての追加要望を提出

 党市議団は5月11日、新型コロナウイルス対策について3度目の申し入れを行いました。

◎特別定額給付金を一刻も早く
 今回の申し入れは、以前提出したものに20項目を追加で要望しています。
 緊急事態宣言を受けて、市民は自粛生活の中にあります。明日がどうなるか分からない不安な状況の中、大勢の市民の声が政府を動かし「特別定額給付金 10万円」が一律支給されることになりました。要望書では「特別定額給付金を一刻も早く市民の手元に届けられるよう、市のホームページから申請書のダウンロードができるようにするなど、対策をとること。」と求めました。また、子育て支援として「本年中に生まれてくる子どもにたいして、「特別定額出産祝い金」として、10万円の給付を行うこと」を求めました。

◎くらしに直結する支援を
 申し入れ書では、市税や国保税等の納付期間の延長、減免制度の拡充や上下水道料金を県営水道料金の減額に準じて当分の間1割程度減額すること、失業や収入の減少による生活保護制度の緊急利用については自動車保有要件を緩和することなど、市民のくらしに直結する支援を求めています。

◎子ども達を守るために
 学校の休業が続き、子どもや保護者もストレス抱えています。コロナ対策を慎重に行いながら、子ども達の遊び場や居場所を一層増やすことが大切です。また、外出自粛のストレスがDVや虐待へと向かっていると指摘されていることから、被害を受けている、または被害を受ける可能性のある者や子どもがアクセスしやすい相談体制をつくることも求めました。

◎みなさんの要望が実現
 多くの市民のみなさんが求めていた「新型コロナウイルス感染症PCR集合検査場」が本市でも設置がされました。また、座間市独自の新型コロナウイルスによる影響を受けた事業者への支援金の給付も始まりました。詳細は座間市ホームページで確認できます。
https://www.city.zama.kanagawa.jp/www/genre/0000000000000/1583123779209/index.html
市議団による申し入れ書の全文は下記のURLからご覧いただけます。
http://www.yuiyuidori.net/zamajcp/katudou/2020/200514_01.html

 市民のみなさんの努力により、座間市でも爆発的感染を防ぐことができています。今はまだ出口が見えない状況ですが、力を合わせてこの状況を乗り越えていきましょう。お困りごとはいつでも市議団へお寄せください。どうかみなさん、お元気で。【星野久美子 記】




座間市議会 2020年第2回定例会の日程

 5月29日から議会が行われます。基地政策特別委員会は13時から、それ以外は9時開会です。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点で「3密」(密閉空間、密集場所、密接場面)をさけて行います。恐れ入りますが傍聴はご遠慮ください。

日時 内容 開催場所
5月22日(金) 議会運営委員会、議会招集 議場
29日(金) 本会議(開会、提案説明、総括質疑)
予算決算常任委員会(本会議終了後)
議場
議場
6月 5日(金) 本会議、一般質問 議場
8日(月) 本会議、一般質問 議場
9日(火) 本会議、一般質問 議場
11日(木) 予算決算常任委員会 企画総務分科会
企画総務常任委員会
全員協議会室
12日(金) 予算決算常任委員会 民生教育分科会
民生教育常任委員会
全員協議会室
15日(月) 予算決算常任委員会 都市環境分科会
都市環境常任委員会
全員協議会室
17日(水) 予算決算常任委員会 議場
基地政策特別委員会 全員協議会室
18日(木) 議会運営委員会 議場
22日(月) 本会議(討論、採決、閉会) 議場



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お気軽に、記載の連絡先にご連絡ください。

中澤 邦雄 046-253-8383
守谷 浩一 046-254-5106
星野久美子 046-205-3600




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