2020年11月20日発行 第247号


米陸軍パトリオットミサイル部隊のシミュレーション訓練に抗議!

*当初の計画にない厚木基地でミサイル部隊の訓練

写真 10月23日(金)、国会議員第二会館へいき、米海軍厚木基地に米陸軍パトリオットミサイル部隊を配備してシミュレーション訓練をするということに抗議要請をして、続いて防衛省に対して質疑・意見交換をしました。質疑を通して分かったのは、9月25日に発表された日米共同統合訓練(10月26日〜11月5日)の内容では、厚木基地は訓練から除外されていましたが、急に米軍がパトリオットミサイル部隊の訓練を厚木基地で行うという話をもってきた10月21日(水)に、横浜ノースドックで必要な装備を陸揚げしたということでした。翌10月22日(木)に厚木基地の綾瀬市側に発射機2台と車両20台を並べ、パトリオットミサイル部隊のシミュレーション訓練(ミサイルに燃料は入っていない状態)を10月26日から行うとのことでした。
 参加者から、「なぜ厚木基地でミサイル部隊の訓練をするのか」、「有事の場合に真っ先に攻撃目標になるのでは」、など質問がありましたが、防衛省側は答えられず、「急に訓練内容を知らされ、慌てて神奈川県と横浜市、綾瀬市、大和市に知らせた」とのことでした。

*日本政府の知らないところで勝手に米軍が訓練を強行

写真 私は、「キャンプ座間の陸上自衛隊日米共同部や、相模総合補給廠の第38防空砲兵旅団司令部らが、当該訓練にどのように関与するのか」を質問しましたが、防衛省側は答えられず。日本政府の知らないところで、勝手に米軍が訓練を強行する―とんでもないことです。防衛省側から米側に抗議したのか、ときくと、「情報を早く流してくれと米側に言った」とのことでした。

*厚木基地へ抗議申し入れ

 10月26日には、大和・綾瀬・海老名の共産党市議団とともに厚木基地で直接、訓練の中止を求め、在日米軍司令官、在日米海軍厚木基地司令官らにあて、抗議文を提出しました。星野議員も参加しました。
 米軍の身勝手な行動に強く抗議するとともに、不平等で不公平な日米地位協定の改定を求めていきます。そのうえで、日米安保条約を廃棄して対等平等な条約を結び直して、軍事に頼らず外交力で解決するよう求めていきます。【守谷浩一 記】




国政予算交渉に参加

 日本共産党では毎年、県委員会が県内の議員からの要望をまとめて国に提出をしています。
私は今回、農林水産、文部科学、厚生労働(社会保障・子育て支援)、外務・防衛、産業経済各省の交渉に参加しました。各省庁からその要望に対しての答弁があり、その後質疑応答、意見交換などを行いますが、要望数、議員数に比べ時間が各省一時間程度と大変短く、なかなか質疑が出来ない年もあります。しかし、今年は3回、私にも発言・要望の時間が与えられました。

  1. 文部科学省へ、学校体育館へのエアコン設置に対しての自治体への支援、
  2. 厚労省へ、保育園の給食費は所得制限を外して全ての子どもを無償に、
  3. 防衛省へ、オスプレイの飛行に関しての日米合意の曖昧さ、危険性の認識の甘さ、等を発言しました。

 そして、その中で学校体育館へのエアコン設置については、当局も重要性を認識している、ついては後日しっかりと回答をしたい、と言う答弁を得ることが出来ました。
 これからも市民の暮らしに寄り添った、市民目線の市政のためにあらゆる機会を通じてみなさんの声を届けていきます。



2020年座間市議会第4回定例会日程

 下記の日程で定例会が開催されます。新型コロナ感染症感染拡大防止のため、会議の場所が変更される可能性があります。傍聴を希望される方は、当日マスク着用の上、市役所6階の議会事務局へお越しいただき、ご確認ください。多くのみなさんの傍聴をお願いいたします。

日時 内容 開催場所
11月19日(木) 議会運営委員会・議会招集 委員会室1
26日(木) 本会議(総括質疑) 議場
予算決算常任委員会(本会議終了後) 全員協議会室
12月3日(木) 本会議 一般質問 議場
4日(金) 本会議 一般質問 議場
7日(月) 本会議 一般質問 議場
8日(火) 予算決算常任委員会 企画総務分科会・常任委員会 委員会室1
9日 (水) 予算決算常任委員会 民生教育分科会・常任委員会 委員会室2
10日 (木) 予算決算常任委員会 都市環境分科会・常任委員会 委員会室1
14日(月) 予算決算常任委員会 全員協議会室
16日(水) 議会運営委員会 委員会室1
 18日(金) 本会議(討論、採決、閉会) 議場

★前号(2020年10月・246号)で、「しんぶん赤旗日曜版823円/月」と記載がありましたが、
930の誤りです。お詫びして訂正させていただきます。【星野久美子 記】


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