2023年2月8日(水)に「座間市基地返還等市民連絡協議会」として、在日米陸軍キャンプ座間へ基地視察に行きました。
「座間市基地返還等市民連絡協議会」とは?
2004年3月ごろから、米陸軍第一軍団司令部がキャンプ座間に移転されるという報道を受け、市・市議会・市自治会連絡協議会は「キャンプ座間米陸軍第一軍団司令部等移転に伴う基地強化に反対する座間市連絡協議会」を組織し、キャンプ座間の恒久化解消への方策を示すよう国に求めてきました。2007年12月には、キャンプ座間に、第一軍団(前方)司令部が発足し、2008年7月28日に南関東防衛局長は、協議会が求めていた基地の恒久化解消の方策として「確認書」を示してきました。内容は、防衛省がキャンプ座間の基地縮小など、座間市及び座間市民の負担の軽減策等を責任をもって履行するため「キャンプ座間に関する協議会」を設置し、今後、定期的、継続的に協議をするとしたものです。それを受け、本協議会は解散することになりました。解散に当たって、今後は市民組織の設立を考えるべきとし、2008年8月25日に、市、市議会議員、11地区の連合自治会長、各種団体の長で構成する「座間市基地返還促進等市民連絡協議会」が設立されましたが、2022年度の定期総会において、名称から「促進」の文字が外され、「座間市基地返還等市民連絡協議会」となりました。今回はその活動の一環として、キャンプ座間への基地視察が3年ぶりに行われました。
「ユースセンター」の視察
視察は米軍大佐や市長からの挨拶の後、在日米陸軍基地管理本部の概要等の説明があり、質疑応答の時間もありました。概要等の説明は「基地管理本部」の仕事についてが主であり、「基地への理解」を深めてほしい、とのことでした。その後、基地の中をバスで移動しながらヘリポート等の説明を受け、防空壕、大講堂ではバスを降り内部を見学しました。そして最後に「ユースセンター」の施設見学を行いました。「ユースセンター」は小学生から高校生までの子どもが放課後に過ごす場所で、座間市の「児童ホーム」と同じ機能も持ち合わせます。年齢や目的別に使うたくさんの部屋、体育館、キッチン、すべてしっかりと空調管理がされていました。そして、利用料の保護者負担はありません。キッチンにある食べ物も無料です。スタッフに「誰がこの代金を払うのですか?」と訊いてみたら、「Government(政府)!」とたった一言。のびのびとした時間と空間を使える米軍施設内の子どもたち。翻って、座間市の児童ホームの狭さは限界です。アメリカにできることが、なぜ日本ではできないのでしょうか。
子どもたちが楽しい時間を過ごす権利
生まれた場所や環境で子どもたちに格差ができることは本当に問題です。誰でも楽しく幸せな子どもとしての時間を過ごせなくてはならないし、その環境を作るのは今を生きる私たち大人の責任なのではないでしょうか。大軍拡に税金を投入している場合ではありません。子どもたちの権利のために社会を変えたい、との思いを新たにしました。【星野久美子 記】
|