2023年11月22日発行 第284号 |
マイナ保険証の問題などをめぐり国政交渉 |
11月20日、日本共産党神奈川県委員会による2024年度政府予算要望に参加しました。はたの君枝前衆議院議員をはじめ国政予定候補や県内の地方議員が多数参加しました。参加者から実情を示して質疑や要望を述べました。私もオスプレイの構造的欠陥、有機フッ素化合物の問題、マイナ保険証の問題などで発言しました。 文部科学省には、少人数学級の推進、正規教員定数の増員と教員未配置問題の対策、臨時教員の勤務実績が正当に評価される採用選考、朝鮮学校への無償化適用、学校給食の無償化、生殖について教えない学習指導要領を改訂すること、学費引き下げや入学金制度廃止などを求めました。質疑を通して、奨学金返還額の減額を利用可能な年収要件が上がり、減額しやすくなったとわかりました。 厚生労働省には、国民健康保険税の負担軽減のための国費増額、マイナ保険証の強制の撤回、高所得者の介護保険料引き上げや多床室の室料負担という改悪の中止、保育士の賃上げと配置基準の改善、児童一人当たりの面積基準の拡充、最低賃金の引き上げ、ケア労働の処遇改善、大企業によるリストラ防止など求めました。マイナ保険証は停電時に利用できないこと、従来の保険証存続を求める意見書が県内5自治体からあがったこと、配置基準を改善した保育園に加算する方策ではなく国の基準自体を引き上げるべきと指摘がありました。 国土交通省には、水道管の耐震化促進のため生活基盤施設耐震化等交付金の採択基準の緩和、リニア中央新幹線の事業中止、開かずの踏切対策で列車種別ごとに警報開始のタイミングを変更できるいわゆる「賢い踏切」の導入、無人駅を有人駅に戻すことと窓口無人化計画の撤回、ホームドアの設置促進、ライドシェア解禁でなく公共交通の支援やタクシー労働者の待遇改善、高齢者向け優良賃貸住宅の家賃補助の最長40年間補助できることの周知などを求めました。 |
市政報告会〜こんなことやってます |
日本共産党座間市議団は毎定例会後に「市政報告会」をおこなっています。2023年第3回定例会の報告会は11月18日(土)、ハーモニーホール中会議室で行いました。報告会は、まず2名の議員から、市当局から提案された議案の説明や審議内容、それぞれの一般質問を紹介します。その後に、報告に対する質疑応答とともに、市政に対する要望や意見を聞かせていただいています。 |
2023年座間市議会第4回定例会日程 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||
11月21日から12月20日までの日程で定例議会が行なわれています。
*本会議はインターネット中継をしています。 |