2002年4月23日発行 第43号 |
みなさんならどのように使いますか
座間市の2002年度の予算は、一般会計302億8,300万円と国保関係など四つの特別会計と水道会計を合わせた総合計は562億1,397万6千円です。これを座間市の総人口126,042人(本年1月現在)で割って市民一人当たりに置きかえてみますと、一般会計は24万261円、総合計は44万5,994円となります。(以下市民一人当たりの数字) |
市税は13万1,192円で県下17市中17位 |
市税は13万1,192円でこれは横浜、川崎を除く県下17市中17位〔以下()内は17市中の順位を表す〕です。その主なものの内訳は個人市民税52,229円(16位)、法人市民税6,677円(14位)、固定資産税57,510円となっています。その他の歳入の主なものは地方交付税18,248円(4位)、国庫支出金18,900円(15位)県支出金9,006円、基地交付金1,531円(5位)、繰入金11,592円、繰越金5,173円、市債15,918円で歳入合計は24万261円となります。 |
歳出のトップは民生費6万4,734円です |
それでは次に24万261円がどのように使われているのか見てみます。歳出の主なものを多い順に見てみますと、民生費64,734円(9位)、総務費36,124円(7位)、公債費33,097円(3位)、教育費30,419円(14位)、衛生費28,041円(12位)、土木費27,249円(17位)、消防費13,815円(10位)、商工費1,398円(17位)などとなっています。因に議会費は2,441円(8位)です。 |
人件費67,349円は県下13位 |
次に性質別に歳出を見てみると、人件費は67,349円(13位)、扶助費35,282円(5位)、補助費16,276円(10位)、物件費31,992円(17位)、普通建設事業費14,992円(7位)、維持補修費6,561円(3位)などとなっています。 |
積立金は16,503円 借金は24万7056円 |
財政調整基金などの各種基金の積立金は新年度11,592円を取り崩して、あらたに3,557円積み立てるので年度末の積立金総額16,504円です。 借金は新年度23,527円返済しますが、あらたに15,918円借金します。従って、年度末の借金残高は24万7,056円になります。 以上の予算内容についてみなさんはどう考えますか?ご意見をお寄せ下さい。 |
リサクルプラザ建設具体的に動き出す!
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市は粗大ごみの資源化を図るための施設リサイクルプラザの建設基本設計、実施設計委託料700万円を予算措置しました。 内容は、1,720uの敷地面積に700uの平屋を建築するもので、品物のストックヤード、展示室、研修室、倉庫、工作室などとなっています。市は、この施設を粗大ごみ再生、再利用につなげる、市民がリサイクルに親しむことができる場にしたいとしています。 今後の建設のスケジュールは、7月下旬に基本設計を終え、8月下旬には住民、地権者への説明を行っていきたいとしています。 建設場所は東原の桜並木沿い、消防東分暑と国道246号の間の市有地です。この場合はし尿中継基地として長い間使用されてきた所で、付近住宅からは悪臭公害を何とかして欲しいとの苦情と要望が寄せられていました。党はこの問題を議会で再三取り上げてきただけにリサイクルプラザ建設を評価しながらも、運営については市民の意見を取り入れるよう求めています。 |
座間市でのペイオフ対策安全性を第一に! |
4月1日に解禁されたペイオフの座間市の対応は、どうなっているのか報告します。 党市議団は、昨年12月議会でペイオフ対策を取り上げ、その結果は本紙第40号でお知らせしたとおりです。そして、3月議会でその実施の具体策を質しました。 市が明らかにしたペイオフ解禁後の座間市の公金管理は、管理方針と運用基準を定めて実施しています。それによると「資金の確実かつ有利な方法による安全な保管と適正な管理」を原則としながらも、方針は当面は「安全性を重視」するというものです。 資金管理および運用基準の具体策は(1)預金の小口化によるリスクの分散化、(2)決済性預金、短期定期預金への預金先振り替え、(3)預金と債務の相殺、(4)公共債などの公債投資、(5)指定金融機関からの担保徴収などとなっています。そして、収入役を座長とする資金管理会議を設け、専門家による助言など情報収集に努め、重要事項の検討、調整にあたるとしています。 |
党議員団の日程 | ||||||||||||||
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日時 5月17日(金) 午前10時〜12時 場所 市役所共産党議員控室 |