2002年11月28日発行 第50号


〈平成13年度決算総額前年比マイナス〉

不況、リストラの影響大
共産党を代表して菊川議員が総括質疑

 平成13年度の座間市一般会計決算の特徴は、歳入総額314億9348万円余で前年比マイナス2.2%となっています。
 そのうち市税は170億2885万円余で、1人当り13万6千余となっており、県下17市中最下位です。ちなみに1位は厚木市で1人当り23万8千円余です。
 市民税全体では前年比マイナス2.6%です。

法人市民税
個人市民税
マイナス13.6%
ゲーム関連ソフトの業績の落込によりマイナスになったもの
マイナス0.5%
平成10年から連続減少長びく不況の中でリストラ人減らしの影響によるもの

 菊川議員は、これらに対する市長の所見をたずねましたが、市長から「個人市民税は今後も減少傾向……今後も市民はきびしくなってくる……以下略」など見解が示されました。
 この他数点に渡って質しましたが、平成13年度決算は委員会審査を終了し、12月2日の本会議で討論ののち採決となりました。
☆市税が1人当り県下最低となっており、市はお金がないから要望など出せる状況がないのか…と心配する声も聞かれますが、問題は、不況の中で商売の売上が減ったり、リストラなどでサラリーマンの収入も減って、税を納める人の状況が悪化している時だから、なおのこと地域経済振興策が必要なのです。
 そして、地元業者に仕事がまわるようにすることにより市税も増えるのです。
 一方、超過負担(国が本来出すべき支出金を減らしているため市の負担が増えた分、13年度決算で約15億円余)の解消や市が予算化したのに使い残した剰余金(同決算で約16億円余)をもっときちんと執行するよう見直せば、財源は出てくるのです。この財源を30人学級を、などの市民要望に応えた使い方にすべきです。



学校施設、保育園改修すすむ

 共産党市議団では、市民要望をもとに、学校や保育園を視察し、改修するよう市に要望してきました。その結果トイレやバイアフリー化への改修が進んでいます。
 南中学校では、校舎の屋根の一部がガラスのため、夏場蒸し風呂状態で暑いとの苦情も、さっそく応急処置がされました。又、ひばりが丘保育園では、狭い敷地内に受水槽があるため保育室に陽が入らなかったり、乳児室に非常口がなく不安でしたが、受水槽が撤去され、非常口もでき大喜びです。
 今後も引続き改善にとりくみます。



12月議会が開かれます。

12月2日(月)
3日(火)
本会議、決算討論、総括質疑
6日(金)
9日(月)
10日(火)
 一般質問 
12日(木) 常任委員会(総務・教育福祉)
13日(金)   〃  (市民経済・建設水道)
16日(月) 基地対策特別委員会
18日(水) 議会運営委員会
20日(金) 最終本会議、討論、採決



よろず相談日
日 時 12月19日(木)
時 間 午前10時から12時
市役所6階日本共産党控室にて
お気軽においでください。