2003年1月20日発行 第52号


ことしもよろしくお願いします


日本共産党 厚木基地に抗議
NLP中止せよ!
─党座間市議団も参加─

 在日米海軍厚木基地で空母キティホーク艦載機が、20日から22日にかけ午後10時までNLP(夜間離着陸訓練)を実施します。
 これに対して、基地周辺の日本共産党議員団は10日、米軍司令官に抗議し、すべての訓練中止、空母母港撤回を要請しました。
 応対した米軍の渉外担当官は、「迷惑をかけるつもりではない。申し入れの内容は司令官に伝える」と言明。抗議には柏木、菊川、中沢の各議員と河野県議をはじめ周辺の議員、予定候補者など26人が参加しました。
 昨年1年間に県と基地周辺の7自治体に寄せられた苦情が5640件(内座間分は507件)を超え過去最多を記録したと実態を示し抗議しました。また、1月12日からの硫黄島実施の訓練に伴い3機、4機編隊による激しい訓練が続いている問題でも即時中止を強く迫りました。
※抗議先:在日米海軍厚木航空施設渉外部
0467(78)2664
※苦情先:座間市渉外課
046(255)1111(内線)3343




基準宅地価格は下がっているが、
どうなる固定資産税は?

 固定資産税は座間市の場合、2001年度決算で72億6千万円余で市税全体の42%を占める基幹財源となっている。この固定資産税の基準値宅地価格が昨年11月発表された。それによると固定資産評価額の算定基準となる各市町村の基準値宅地価格は県平均で26.7%と下落している。座間市の場合も26.3%と下落している。座間市はこれをベースに3月までに宅地等の価格を決定して課税を行う。今年はまた、3年に一度の評価替えの年でもあり、不動産価格が下落しているだけに、固定資産税がそれを反映して下がるのかどうか市民の注目をあびている。市にとっても、この不況の中で個人市民税や法人市民税の伸びが期待できないので、固定資産税の動向が予算編成を左右するものとなる。固定資産税は1994年以降、公示価格の7割をめざすという政府の方針にそって、負担調整が行われ、宅地の基準価格が下落しても上がり続けてきました。そこで、12月議会で星野市長に新年度の固定資産税の動向について質問しました。
 市長は「2001年度の固定資産税72億6千万余円の5%減、約3億6千万円減収が見込まれ、今後の財政運営にとって大きな影響が出てくる」との判断を示している。
 固定資産税は座間市の場合、土地税が49%、家屋税39%、消却資産税12%(2001年度決算)によって構成されている。




日産自動車は業績好調というが
なぜ市税に反映できないのか

 日産自動車の’02年9月中間連結決算は売上台数が7.5%伸び、コスト削減など新中期計画の目標も上まわり、後半期連結で最高を更新したと発表された。日産本体の単独の状況も年間を通じて売上高は3兆3,000億円、経常利益で2,800億円、当期利益820億円になっている。
 日産が座間市への法人市民税については、10年以上に亘って決算が赤字ということで平均割の300万円しか納めていない。従って、最近の業績回復は、従業員数も3千人近くになっていることから市税への反映が見込めるのかどうか市民の関心が集まっていた。そこで、この点について12月議会の本会議で質問しました。星野市長は「法人税法の関係には繰越欠損金の制度があるため、単年度で業績が大幅に改善されても、税法上は累積赤字を損益扱いできることになっている。従って’03年度は過去の負債の解消に追われ、’04年度になって、ようやく税収に多少の反映が見込まれる程度」との見通しを示した。
 大企業には様々な特権的な減免制度が保証されており、業績が即、地方税に反映しにくい仕組みになっている。共産党は国に対して大企業の特権的減免制度の廃止を強く求めているところです。




平成15年第1回定例市議会

2月19日(水)
議会運営委員会
26日(水)
本会議・総括質疑
27日(木)
 〃   〃
3月5日(水)
 〃  一般質問
6日(木)
 〃   〃
7日(金)
 〃   〃
10日(月)
総務常任委員会、教育福祉常任委員会
12日(水)
市民経済常任委員会、建設水道常任委員会
13日(木)
常務常任委員会、教育福祉常任委員会
14日(金)
市民経済常任委員会、建設水道常任委員会
17日(月)
基地対策特別委員会
19日(水)
議会運営委員会
24日(月)
本会議・討論採決




よろず相談日
日 時 2月21日(金)
時 間 午前10時から12時
市役所6階日本共産党控室にて
お気軽においでください。


─みんなで政治をかえよう──
日本共産党 演説会
日 時
2月9日(日)午後2時〜
場 所
グリーンホール相模大野
演説会弁士
緒方靖夫国際部長