2003年4月15日発行 第55号



座間市リサイクルプラザ建設
来年4月オープン

(仮称)座間市立リサイクルプラザ施設の建設が始まります。その施設の概要を説明します。
○所在地:市内東原2丁目5658番地の1(国道246 号と消防東分署の間、桜並木沿い)
○建設総事業費:183,893,000 円
 内建設工事費:173,166,000 円
○敷地面積:1,720.25平方メートル
○建築〃:743.79平方メートル
《施設の用途》
○ごみの減量化・資源化の一層の推進
○修理・補修した家具等を一定期間展示し安価で提供する。
○市民のリサイクル活動の活性化、リサイクル意識の醸成を図る地域のリサイクル活動の拠点とする。
 (市は将来、リサイクルプラザを西部地域にもう一ヵ所つくる構想をもっています)





ひばりが丘コミュニティセンター
10月完成・11月オープン予定

(仮称)ひばりが丘コミュニティセンターが市内第7館目として、10月15日完成予定、11月オープン予定で建設されます。東出張所も同時期に供用開始されます。
○建設総事業費:281,838,000 円
 この財源内訳は国・県支出金97,910,000円、地方債76,000,000円、一般財源107,928,000 円
○建設工事費は211,016,000 円
○本体請負業者は(株)中村工務店
 特徴点はホール(広場)の上を屋上として160 平方メートル有効利用できること。大規模災害に備え、24時間運用できる「総合防災情報システム」の端末装置の設置がされること等々。




医療費の本人窓口負担2割に戻せ
−国庫補助の復元で−

 この4月1日から医療費のサラリーマンの本人窓口負担が2割から3割負担に、一世帯当たりに直して年間4000円の値上げ、国民全体では1兆5000億円余の負担増だけに国民の間から強い反対の声で出ています。
 地方議会においても、3月予算議会を含め、健康保険本人3割負担の凍結や延期を求める意見書が相次ぎました。
 医療費の値上げは、必要な受診を抑制し治療を中断して、国民の健康悪化につながり、国民皆保険制度を根本から崩すことになります。
 負担について、国保は既に3割ではないか、そして少子高齢化と経済の低迷で非常に医療保険財政が苦しくなっているから、制度の持続を可能にするために必要だと自民、公明などは主張しています。
 しかし、1984年に政府は国保が高すぎるという声に押されて、国保を2割負担に下げて健保と公平性を図ることを国会で約束しているのです。この約束から言えば、2割から3割にではなくて、3割の国保を2割に引き下げるというのが当然です。
 健保財政の悪化の最大の要因は、老人医療で13.4%減、国保事業で21.2%、政府管掌健康保険で3.4 %各々国庫補助が削減されているからです。
 健保財政の赤字解消は、国庫補助の復元と高過ぎる薬剤費にメスを入れるというのが日本共産党の主張です。




定例市政報告会
日時:5月11日(日)
   午後1時30分〜
場所:ハーモニーホール中会議室

 ○3月議会の報告
 ○当面する市政の課題
 ○その他
主催:日本共産党座間市議団




−第3次厚木基地騒音訴訟−
「爆音は国の不法行為」判決
座間市が「差し止め請求を」!

 第3次厚木基地騒音訴訟の一審判決が、昨年10月16日、横浜地裁でありました。横浜地裁が国に損害賠償を命ずる判決を下したものです。判決の特徴は米軍機の爆音が住民にとって耐えがたいものになっており、司法もそれを不法行為と認めざるをえないことを示したものでした。特に、厚木基地周辺のコンター(うるささ指数)75W値の騒音の程度が、激甚であると推認されるとし、賠償対象をこれまでの80Wから75W区域に広げたことでした。そして、国が行っている防音対策は、騒音被害に対する抜本的な解決になっていないこと、航空機騒音は周辺住民に受忍の限度を越える被害をもたらすものであり、いわゆる国による厚木基地の設置管理には違法があると言わざるをえないと断罪していることです。この判決にもとづいて日本共産党は3月議会の中で星野市長に対して「飛行機騒音の抜本的対策を要求しながらも、住民に代わって座間市が『差し止め請求』か『損害賠償』を求めるべきだ」と質しました。
 星野市長は国が控訴して判決は確定していないとしながらも「国の騒音対策には甘さがある。国が判決を真しに受け止め、国の責任で抜本的な解消に努力すべきだ。」と答弁しています。





政党交付金を廃止しその財源を
国民生活に振りかえよ!!


 日本共産党は憲法違反の政党交付金や企業・団体献金をもらわず個人献金と機関誌活動などで政党資金をまかなっている日本で唯一の近代政党です。今、国民が長引く不況に苦しんでいる時に国民一人当たり350 円もの税金、約300 億円を共産党以外の政党が山分けしていることが許されるのかという批判が国民の間から出ています。
 そこで、党市議団は3月議会に「政党交付金を廃止し、その財源を国民生活に役立つよう振りかえることを求める意見書」を提出しました。その内容の要旨を掲載します。

 1994年の「政治改革」によって国民一人当たり350 円の税金を財源とした「政党助成制度」が翌1995年から開始された。そして、法律施行5年後に企業・団体献金を全面禁止するものと多くの国民は理解してきたところである。しかし、1999年12月改正の政治資金規正法では、企業・団体から政党などへの献金は禁止されていない。つまり政党交付金との「二重取り」を続けているものである。また、政党助成制度導入の趣旨は「政治の浄化」であったが約8年経過した今日においても、国会議員とカネの問題、国会議員が関与する汚職事件は、後を絶たないという現状である。
 同制度が導入されてから毎年300 億円を越える税金が分配され、その合計額は8年間で約2,400 億円にも上る。現在、国民や民間企業などは長期の経済不況のもと、個人においては給与の大幅減額や失業、企業では規模の縮小や倒産など厳しい経済状況下にある。よって、政府・国会においては「政党交付金」を直ちに廃止し、その財源を経済不況で苦しんでいる国民生活に役立つ施策への財源とすることを強く求めるものである。

この意見書は日本共産党、「市民の党」のみの賛成で可決されませんでした。




よろず相談日
日 時 5月16日(金)
時 間 午前10時から12時
市役所6階日本共産党控室にて
お気軽においでください。