2005年6月23日発行 第76号 |
とんでもない! 騒音区域の縮小
緊急に反対意見書可決 ―座間市議会― |
米海軍厚木基地の航空機騒音に関し、防衛施設庁は年内にも住宅防音工事の助成対象となる騒音区域を19年ぶりに全面的に見直す方針を決め、その見直し案を地元自治体に示してきました。それによると騒音区域を、現区域の約8千haを約1万haに拡大し、住宅防音工事の助成対象世帯を約15万戸から約23万戸に増やす、地域は町田、相模原、藤沢各市の一部となっています。その一方で、滑走路西側にあたる座間、海老名、綾瀬各市の一部区域を縮小するというもので、その対象戸数は約1万4千戸になります。その内、座間市では現行約2万6千戸が約8千戸減らされ約1万8千戸になります。このことによって、「建て替え防音工事制度」を適要したクーラーが壊れたときや建て替え時に助成が受けられなくなります。
厚木基地の空母艦載機がスーパーホーネットに代わったためエンジン出力がこれまでのものより35%も高まっているので、騒音も増大していることは私どもが身をもって感じていることです。党市議団は議会の中でこの問題を繰り返し取り上げ、縮小に反対し区域の拡大を求めてきました。星野市長は「区域の拡大を訴えてきたのに縮小などは到底受け入れない」として、6月21日海老名、綾瀬の市長と共に「「縮小反対」の申し入れを防衛施設庁に行いました。 党市議団は引き続き縮小に反対するとともに騒音の大本である横須賀の空母母港を返上する戦いを市民のみなさんと力を合わせて頑張ります。 |
第一軍団司令部移転反対署名約4千筆
鴨居氏ら地元代表首相宛提出 ―座間・相模原・周辺市民連絡会― |
6月20日、周辺市民連絡会は小泉首相宛の「キャンプ座間への米陸軍第一軍団司令部の移転に反対する」署名第二次分約4千筆を内閣府に提出しました。署名数は第一次分(3月2日に提出済み)と合わせて1万筆を越えました。この提出行動には、小池晃参議員らがことの重要性に鑑み先頭に立って参加者を激励しました。当日、座間市からは会の代表委員の一人である鴨居洋子氏を含め7人が参加しました。周辺連絡会では今後の取り組みとして、宣伝活動を中心に情勢に見合った行動を行い、市民の反対の盛り上げをはかっていくとしています。
キャンプ座間米陸軍第一軍団司令部等移転にともなう基地強化に反対する座間市連絡協議会(会長・星野勝司市長)は、昨年結成以来、横断幕を市内公共施設15ヶ所に設置、ポスターを六百ヶ所を超える自治会管理の掲示板に掲示。そして、4月に実施した反対署名も六万人を超え、5月16日に外務大臣、防衛庁長官に市長らが直接届け要請を行いました。 連絡協議会は、5月24日理事会を開き、今後の活動方針を決めました。その内容は、市民の盛り上がりを喚起するために、第一に市の公用車にステッカーをはること。第二にポスターを新しくすること。第三に英語版のホームページを開設すること。第四に市長らがアメリカ大使館に直接要請にいくこと。米軍現地司令官にも要請することとなっています。 そして、6月17日星野市長はキャンプ座間とアメリカ大使館を訪れ、「司令部移転にともなう基地の強化に反対である旨」の申し入れを行いました。 党市議団は、市長が先頭に立った市民大集会を、できれば相模原と合同で開き、そこで採択した決議文をワシントンに直接もって行くよう提言しています。 キャンプ座間への米陸軍第一軍団司令部の移転に反対! |
共産党市議団提出=否決
「市内中学校の完全給食実施の |
座間市の中学校給食はミルク給食にとどまっており、保護者から完全給食の強い要望が以前より出されていました。中学校給食の全国的な実施率は74%ですが、神奈川県の実施率が17%と極端に低いのが特徴です。
市教育長は「家庭でつくる愛情弁当」が大切であるとして、完全給食は実施する意思はないという態度をとっています。しかし、十分な弁当を持参できない生徒が増えているために、昨年から試行と称して2校づつ業者による弁当販売を認めています。業者弁当が「愛情」とどうかかわるのかという説明はありません。 このような現状を改善し保護者の要求に応えていくために、党市議団は「完全給食実施の具体的取り組みを強く求める決議」を6月20日の本会議に提出しました。 決議の採択に賛成したのは共産3人、自民明政2人、市民連合2人、無会派1人の計8人。反対したのは政和会8人、市政ク3人、公明1人、ネット1人の計13人。退場(棄権)公明3人、市政ク1人の4人。反対し決議を否決し、切実な市民要求に背を向けた会派と議員の責任は重大です。 決議は「学校給食は重要な教育の一環であり、人間づくりの原点であるといわれている」。そして「学校給食は義務教育段階におけるすべての児童生徒の心身の健全な発達を願い、将来の日本国民の食生活の改善に大きな役割を果たすものと言われている」。一方で、中学2年生の19.8%が朝食を欠食し、必要なカルシウムの50%未満しか摂取していない女子中学生が31.6%であるとしている。従って、自校方式を原則としながらも、親子方式もふくめ市内中学校の完全給食実施に向けての具体的取り組みを強く求める。というものです。 |
被爆60年 原水禁2005年世界大会に代表団を!
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今年は広島・長崎被爆60年の大会です。私どもは、NPT再検討会議要請代表団をニューヨークに神奈川から73人(座間から4人)を送り、その直後の平和行進(座間5月10日)に取り組みこれを成功させました。(NPT:核不拡散条約)
NPT再検討会議は具体的な取り決めができませんでしたが、核兵器廃絶の流れは世界政治の本流になっています。核兵器廃絶国際条約に向かって前進しようというのが今年の世界大会のテーマです。 広島・長崎の世界大会に座間からも代表団を5人以上送りましょう。希望者は市議団までご連絡ください。(広島から長崎4日〜9日まで通しも結構です。) 《日程》 8月4日(木)〜6日(土)世界大会広島 8月7日(日)〜9日(火) 〃 長崎 |
【定例市政報告会】
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○6月第2回定例議会報告
○今日の情勢と市政報告 ○参加者との意見交換 日 時:7月23日(土)午後2時から 場 所:ふれあい会館2階会議室 主 催:日本共産党座間市議団 |
夏の後援会旅行
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信州・戸隠〜野尻湖
上田城―デッサン館―無言館 鎌倉文化の塩田平国宝めぐり 8月21日(日)〜22日(月) 主催:日本共産党座間市後援会 |
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