2006年5月24日発行 第87号


米軍再編最終報告
星野市長『承服しかねる』 

 5月1日 日米政府は、在日米軍再編の最終報告を決定しました。それによると「施設整備等の費用は原則日本の負担」と明記されています。
 「キャンプ座間」については米軍新司令部の創設と陸上自衛隊中央即応集団司令部の移転が明記され、大幅な基地強化となります。
 星野市長はこの報告について「日米間での合意が最終的にされたことは非常に残念で承服しかねる。これまで、基地の整理・縮小・返還を市是としていることを踏まえ、国に対して将来にわたる基地の恒久化の解消策を求めてきた。
 最終報告がされても市としては、国に対し、今後も責任の持てる将来の基地恒久化解消への考え方を求めていくことに変わりはない」と言明しています。




座間市連絡協議会 駅頭などで協議会ニュース配布

 このことを踏まえ「キャンプ座間米陸軍第1軍団司令部等移転に伴う基地強化に反対する座間市連絡協議会」は、新たにチラシ(協議会ニュースNO.18)を作成し、全戸に配布することにしました。
 なお、駅頭(18日午後5時30分〜)や、スーパーなどの店頭(20日午後3時〜)で、市長をはじめ議員・自治会役員・市幹部職員による協議会ニュース配布をしました。
 18日の座間駅の様子は、しんぶん赤旗や神奈川新聞などにも報道されました。
 自治体・自治会連絡協議会・議会が一体となって進めているこの運動が他の自治体を大きく励ましています。
 党市議団は、共にこの運動を進める一員として頑張ります。



「最終報告」の撤回を求める!
NO!WAR!

 市民の草の根の運動を続けてきている「司令部の移転に反対する座間・相模原・周辺市民連絡会」は、日米軍事再編に関わる「最終報告」の撤回と基地返還を強く求める運動、宣伝行動、署名活動、政府への要請行動をいっそう強化することを決めています。この運動には日本共産党も参加しています。

そして下記のような「最終報告」に対する「声明」を発表しています。

2006年5月1日

日米軍事再編に関わる「最終報告」発表に抗議し、
基地返還を強く求める声明

キャンプ座間への米陸軍第1軍団司令部の移転に
対する座間・相模原・周辺市民連絡会
代表委員 中里龍夫

 5月1日(現地時間)、日米政府は、多くの国民の反対の声を無視し、日米軍事再編に関わる「最終報告」を発表した。
 この内容は、キャンプ座間への改編された日米新司令部の移転・創設、米軍住宅の増設、補給廠への戦闘指揮訓練センターの新設など、基地の一層の強化・恒久化を進めるものであり、このような内容は到底受け入れることはできない。
   (中略)
 地元との調整など何一つ解決されていない状況の中で、地元の意志を無視して、合意なるものを押し付ける態度は到底認められない。これはかつて旧日本軍がキャンプ座間の前身である「陸軍士官学校、練兵場を作るときに、地元の農民から有無を言わさず強権的に土地取り上げをしたときと瓜ふたつである。私たちは、孫子の代まで続く基地の恒久化と、一層の強化は認めない。
 「基地返還」これは座間・相模原市の市是である。よって私たちは日米両政府に対し、日米軍事再編に関わる「合意」発表に強く抗議するとともに、基地の早期返還を改めて求めるものである。私たち「キャンプ座間への米陸軍第1軍団司令部の移転に反対する座間・相模原・周辺市民連絡会」はこれまでの住民ぐるみの運動をいっそう前進させ、市民の長年の願いである「一日も早い基地の返還」のために、市民とともに全力を尽くして運動を強める決意である。

以上




2006年(平成18年)第2回定例議会が始まります。
誰でも傍聴できます。1時間でも2時間でも傍聴してみませんか。

座間市議会第2回(6月)定例会日程

とき 会議の内容
5月26日(金) 議会運営委員会(菊川議員)…議案配布、議案説明
6月2日(金) 本会議(開会)・市長による議案説明

総括質疑…議案に対し各会派の代表が総括的に質問をする
8日(木) 本会議・一般質問…議員誰もが市政全般にわたって質問できる
9日(金) 本会議・一般質問…  同上
12日(月) 本会議・一般質問…  同上
14日(水) 総務常任委員会  (中澤議員)
教育福祉常任委員会  (菊川議員)
15日(木) 市民経済常任委員会
建設水道常任委員会  (柏木議員)
16日(金) 基地対策特別委員会  (柏木議員)  団会議
19日(月) (委員会予備日)
21日(水) 議会運営委員会(菊川議員)  団会議
23日(金) 本会議(閉会)…議案や陳情などに対し、賛成・反対を表明して討論した後採決をとり、その後閉会



政務調査費の公開

 日本共産党市議団では、毎年、政務調査費の決算報告を公開しています。
皆さんの大切な税金から政党会派に一人当たり年間198,000円交付されます。
 政務調査費とは市議会議員が議会活動に必要な資料を取り寄せたり、調査・研究をするための費用として交付されるものです。
 他市に比較すると座間市は少ない金額です。そこで共産党は、議員団活動を活発にするために議員個人からも会費を徴収し、活動を支えています。
 2005年度の政務調査費についても、共産党控え室に於いていつでも公開しています。財政から見る議員団活動を知ることが出来ます。よろず相談の日は必ず居りますが不在のこともありますので、共産党市会議員に電話をしてからお出かけください。


概略については以下のとおりです。

収入(円
政務調査費 594,000
会費 345,000
前年度繰り越し 1,485
支出(円)
役務費 (事務用品など) 16,670
会議費 (会場費など) 34,650
研修費 (市民新聞の発行や
      ホームページ更新料など)
724,077
資料作成費 (コピー用紙など) 74,085
資料購入費 (議会に必要な紙誌購入など) 90,830
収入合計 支出合計
940,485 940.312=173円(2006年度へ繰り越し)


よろず相談
日 時 6月19日(月)午前10時〜12時

場 所 座間市役所6階 日本共産党控え室

お気軽においでください