障害自立支援法が10月から本格施行されるのに伴って、自治体の事務事業である地域生活支援事業などが始まりました。
　同事業の一つである聴覚障害者のコミュニケーション支援事業について、座間市は、利用者の一割自己負担としていました。具体的には、手話通訳、要約筆記の派遣を有料化する考えでいました。
　これに対し、9月19日座間市聴覚障害者協会などから「有料化に反対し、撤回を求める要望」が星野市長に提出され、9月27日聴覚障害者や手話通訳者ら30人余と、保険福祉部長らとの交渉の中で、市は有料化を撤回しました。
　聴覚障害者のコミュニケーションを保障することは「社会参加」や「人間として生きる権利」を守ることであり、必要不可欠な事業です。
　党市議団は、この交渉に同席し、全国的にも無料とされている中で座間市の聴覚障害者に対する姿勢が問われるとして、撤回を求めました。
　党市議団は、今後とも障害者の権利を守るため頑張ります。

　増税がすすむ中で市民の暮らしが大変になっています。
　座間市の場合、国保加入世帯に対する滞納世帯割合が、34.1％と、厚木市に続いて県下でワースト２位という状況です。

（平成17年６月１日現在）

ワースト 順位	保険者 番号	保険者名	世帯数 （A）	滞納 世帯数 （B)	滞納 世帯割合 （B／A）％	資格証明書 交付世帯数 （C）	交付 世帯割合 （C／A）％
1	13	厚木市	40,319	20,203	50.1	30	0.1
2	17	座間市	24,388	8,322	34.1	27	0.1
3	21	綾瀬市	15,973	5,320	33.3	92	0.6
4	32	愛川町	8,687	2,861	32.9	0	0.0
5	4	平塚市	50,964	15,913	31.2	26	0.1
6	34	城山町	4,542	1,293	28.5	6	0.1
7	14	大和市	44,824	12,333	27.5	228	0.5
8	10	相模原市	127,035	33,701	26.5	160	0.1
9	15	伊勢原市	17,851	4,360	24.4	246	1.4
10	12	秦野市	29,502	6,977	23.6	809	2.7
11	20	寒川町	8,994	2,089	23.2	242	2.7
12	33	清川村	669	147	22.0	0	0.0
13	11	三浦市	11,789	2,536	21.5	106	0.9
14	7	小田原市	40,504	8,676	21.4	16	0.0
15	2	川崎市	245,709	48,711	19.8	2,188	0.9
16	6	藤沢市	75,564	14,373	19.0	1	0.0
17	3	横須賀市	89,669	16,555	18.5	3,108	3.5
18	28	開成町	2,474	452	18.3	0	0.0
19	30	真鶴町	2,302	413	17.9	0	0.0
20	1	横浜市	662,395	113,165	17.1	24,543	3.7
21	5	鎌倉市	39,546	6,672	16.9	0	0.0
22	22	大磯町	7,069	1,157	16.4	0	0.0
23	23	二宮町	6,272	1,025	16.3	14	0.2
24	8	茅ヶ崎市	44,646	7,068	15.8	42	0.1
25	25	大井町	3,071	483	15.7	1	0.0
26	16	海老名市	21,730	3,377	15.5	495	2.3
27	9	逗子市	13,705	1,707	12.5	40	0.3
28	18	南足柄市	8,081	948	11.7	0	0.0
29	31	湯河原町	7,583	806	10.6	0	0.0
30	19	葉山町	7,118	754	10.6	24	0.3
31	24	中井町	1,805	184	10.2	0	0.0
32	29	箱根町	8,538	832	9.7	11	0.1
33	27	山北町	2,487	236	9.5	0	0.0
34	37	藤野町	2,049	179	8.7	22	1.1
35	26	松田町	4,968	297	6.0	0	0.0
		市町村計	1,677,822	344,125	20.4	32,477	1.9

注記：相模原市は、津久井町と相模湖町合併後で合算
　　　　藤野町と城山町は平成１９年３月１１日で合併のため、算入せず。