2008年4月14日発行 第107号
舛添厚労相は、1,300万人の加入者のうち保険証が届いていない人が63,000人(9日現在)もいる中で、緊急措置として「免許証など本人確認できるものでも認める」といっています。
座間市の場合、窓口への苦情や問い合わせの状況がどのようになっているのか担当課で調べたところ、対象者約8,000人中4月7日から10日の間で368件です。その内容は、(1)保険料の算出方法 (2)通知書の内容項目について (3)保険料が前年比で高くなった (4)国保と後期との混合世帯の保険料の算出方法について (5)制度への疑問です。15日には年金から天引きも開始予定であり怒りが一段と高まるのは必至です。
日本共産党は、高い保険料、年金から勝手に天引される、医療内容が悪くなる…こんな制度は廃止するしかないと国会や地方議会で主張してがんばっています。ご意見、問い合わせなど受付けていますので市議団までお寄せ下さい。
米海軍横須賀基地に原子力空母ジョージワシントンを配備することの是非と安全性を問う住民投票条例制定の直接請求署名が横須賀選管に4月11日提出されました。
請求に必要な署名数(市内有権者の50分の1、7,078人)の7・4倍 52,417人が提出され、市民の反響の大きさを示しました。
私たち座間市民は、厚木基地でのNLP爆音被害に悩まされていますが、その大本は横須賀基地に空母が来て、その空母上での艦載機の離発着訓練が始まるからうるさいのです。
今年8月19日入港予定の原子力空母の配備は、爆音被害だけでなく、首都圏を核の脅威にさらすことになります。原子力空母は無事故というけれどもイージス艦のように事故が多く起きており、絶対安全ということはいえません。
座間市議会は、平成17年3月議会でこれに反対する決議を政府とアメリカ大使館にあげています。
私たちも連帯して反対の声をあげていきましょう。
みなさんが出したゴミはどこで処理されているかご存知ですか?
朝、収集車がゴミを集めたものは、海老名市本郷にある高座清掃施設組合で焼却しています。そして、その焼却灰は次のように処理されています。
埋立処分 | 山形県米沢市 | ジークライト(株) |
溶融処理 | 栃木県小山市 | メルテック(株) |
茨城県鹿嶋市 | 中央電気工業(株) | |
〃 〃 | (株)住金リサイクル | |
エコセメント化 | 千葉県市原市 | 市原エコセメント(株) |
座間市の平成18年度決算での可燃ゴミは24,470t、カン、ビンなどの資源ゴミは8,757tとなっています。分別回収を始めた平成12年度比で、可燃ゴミは約14%削減、逆に資源ゴミは約28%と増加してきている状況です。
次に、今年3月3日付朝日新聞で報道された問題についてですが、高座施設組合では平成6年から11年迄約21,677tの焼却灰の埋立処分をキンキクリーンセンターに委託し、福井県敦賀市の処分場に搬入していました。
ところがキンキクリーンセンターが県に無許可で埋立処分量を超過し搬入していたことが判明、また、処分場外の河川に有害物質が漏出しているという問題も起きました。
その対策費用をめぐり、高座施設組合を含め全国60自治体に対する「排出者責任」が問われています。
本来、ゴミは「自区内処理」が原則になっていますが、処理場が「自区内」にないため県外へ搬出しています。
今後この問題をどのように対応していくのか高座施設組合として検討課題になっています。なお、座間市議会では5月に市民経済常任委員会が現地視察を行う予定です。