大きな疑問=市長の平和問題への姿勢
星野くみこ議員
「憲法9条を持つ日本国民にノーベル平和賞を」、この運動が本年も正式にノーベル平和賞候補になりました。この運動は、日本の平和憲法を、9条の理念を世界に広げたいと市内に住む主婦がたった一人で始め、日本中、世界各国から支持されています。また、平和憲法を国際的に作る「平和への権利国連宣言」を広げる運動もしています。市長にこれらの運動について所見を質しました。答弁は、「市政の課題ではないが、お尋ねですから答えます」から始まり、抑止論に終始する姿勢でした。多くの国民が考え、行動を起こしている今、まして、米軍基地を抱える自治体の首長が、平和問題に「市政の課題では無い」と答弁したことに大きな疑問を感じます。
介護と地域医療の連携を
もりや浩一議員
介護保険について、一定の年収の利用料を2割へ引き上げる根拠が国会で破綻していることを指摘するとともに、低所得者の居住費等を助成する補足給付の申請で金融機関への照会同意書を一律に提出させる問題について改善を求めました。 また、介護と地域医療連携で先進事例の北海道留萌市の「コホートピア構想」を取り上げ、本市の施策に活かすよう求めました。
他に、特養ホームの待機者解消、国の通知に基づいた生活保護の住宅扶助引き下げへの対応、市総合計画の中間見直の経過と会議録の公開、相武台前駅南口の交差点改良工事と横断歩道の問題、同駅周辺の大型車規制、まるみ寝具店から相模が丘方面への歩道拡幅について質問しました。
市長の政治姿勢他2件
中沢邦雄議員
一.市長の政治姿勢について―(1)基地行政―生きた炭疽菌が2005年にキャンプ座間に誤送され、09年に処理されたという問題と今年8月24日未明の相模補給廠爆発火災事故との関係で日米地位協定の見直しを政府に求めるよう質した。(2)安全保障関連法案に対する市長の政治姿勢を質した。
二.教育行政について―全国学力調査の市内学校の結果と評価、学力調査の問題点、子どもの自殺を防ぎ命を守る問題、不登校の実態と対策、子どもの貧困と学校給食や教材費の未納問題、世界一多忙な教員の負担軽減策等を教育長に質した。
三.マイナンバー制度について―10月から実施するという問題点を告発、個人番号カードの発行や安全・セキュリティーの問題を質した。
|