2017年7・8月 | 第243号 | 議会報告特集 |
キャンプ座間への弾薬輸送問題
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今年の大凧まつりの様子(座間市より写真提供) |
来年度から国民健康保険の都道府県単位化がされるにあたって、国からの財政支援が求められている水準から比べると不十分であり、国の責任で国民皆保険制度を支えるべきであるため、国民健康保険制度の国庫負担増額を強く求めるものです。党市議団が提出したこの意見書は、全会一致で採択されました。
いわゆる共謀罪の創設を含む組織的犯罪処罰法改正案は異例な手続きにより、本会議の採決が行われ成立した。本法律は「組織的犯罪集団」の定義も曖昧であり、一般市民が捜査の対象となる可能性がある等、捜査当局の恣意的な運用により市民の人権や自由を侵害する恐れが強いといわざるを得ない。本法律のすみやかな廃止と再度国会における十分な議論を行うことを求めるこの意見書は、賛成8(共産3・大志2・無会3)、反対13(自民い7・公明4・明進2)で不採択となりました。
南スーダンPKO派遣部隊の日報及び「森友学園」への国有地売却経緯に関する書類については、いずれも行政文書であるものの保存期間が一年未満であることを理由に廃棄したという事態は公文書管理法の趣旨に反するものと言える。この意見書は一年未満保存の行政文書を指定する定義及び要件を明確にすること等により、公文書の安易な廃棄を防止し、電子情報も含めた公文書の徹底管理を求めるもので、賛成12(共産3・公明4・大志2・無会3)、反対9(自民い7・明進2)で採択となりました。
暑中お見舞い申し上げます
公職選挙法により議員個人の暑中見舞いは出せませんのでご了承ください。
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第2回定例会概要第2回定例会は6月2日から26日まで開かれました。平成29年度一般会計、国保特別会計の補正予算、農業委員の承認を含む人事案件など23議案のほか、請願・陳情等を審議しました。党市議団は、議案に対する総括質疑と討論を星野議員が行い、市政全般に対する一般質問は中沢、守谷議員が行い、意見書2件を提出し、市民要求実現のために奮闘しました。 進む新ごみ処理施設の建設工事
座間市は海老名市、綾瀬市とともに、海老名市本郷にある高座清掃施設組合でごみ処理をしています。3市から5名ずつ組合議員を選出、座間市からの議会議員に守谷議員が入っています。 |
地下水位常時観測計、購入時の保障は?星野くみ子議員地下水の涵養と管理・地下水位常時観測事業費について、本補正は6台の地下水位常時観測計の中の2台の修繕のためですが、万が一狂いが生じるとどのような不都合が出てくるのか、また、初年度設置時期と購入したときに何年間かの保証はついていたのか質しました。環境経済部長からは「誤差による不都合については、目標地下水位の監視に支障が生じることはもちろん、その数値を放置すれば地下水保全基本計画に基づく今後の地下水量の計画的な管理にも影響が出てきます。平成23年3月に設置し、初年度購入時の当時の契約では保証に関する事項はありませんでした。今後の契約を行う際には詰めてまいりたいと思います」との答弁がありました。
国保の都道府県単位化制度改善の機会にもりや浩一議員 来年度からの国保の都道府県単位化にあたり、国保税値上げ回避、資格証ゼロ、短期証の期限延長など制度改善を求め、データヘルス計画を保険者努力支援制度(国が健康づくり等の事業を評価し支援金交付)に該当するよう質問しました。健康部長から「納税資力を見きわめ保険証を交付したい。保険者努力支援制度に該当するよう事業展開したい」との答弁でした。
基地行政と教育行政を質す中沢邦雄議員 第2回定例市議会の一般質問は基地行政と教育行政の抱えている問題を全面的且つ多岐に渡り、60分の質問時間を使って行いました。 |