2023年4・5月 | 第265号 | 第1回定例会議会報告特集 |
命と暮らしを守り、平和な座間市を市民不在の予算に反対〜 2023年度一般会計当初予算 2023年度座間市一般会計予算は444億9035万円余で、前年度比3.4%、14億5535万円余の増額となりました。特筆すべきは、子ども、子育てに重きを置いている予算であり、党市議団が市民の皆さんと共にずっと求めてきた子どもの医療費の所得制限撤廃、10月には18歳までの拡充が予定されています。また、要望が多くあった保育園での使用済おむつの処理費用の計上など、評価できる点がたくさんありましたが、問題点もありました。 公立から民間に移管した緑ケ丘もえぎ保育園 |
保育士の配置基準改善を求める陳情が全会一致で採択保育士配置基準の引き上げによる保育士増員を求める意見書の提出を求める陳情がありました。保育士の確保には財源が必要ですが、保育士の処遇改善も保育士の配置基準の引き上げも大事なことで、保育現場の改善の第一歩になると思われます。何よりも子どもたちの安全のために、党市議団は本陳情に賛成し、全会一致で採択されました。 |
切実な願いの陳情・意見書昨年4月から市民体育館スカイアリーナは施設利用料に加えて、駐車料金を払わなければならなくなりましたが利用者市民の負担を軽くして欲しいという陳情です。党市議団は賛成しましたが不採択でした。 |
教員増を/軍事費2倍中止を 不採択党市議団は「教員の多忙化解消のために教員一人当たりの授業数を減らし、抜本的な定数増を求める意見書」を提案して正規教員を増やすよう求めましたが不採択でした。また「防衛費倍増を改めるよう求める意見書」を提案し、軍事費2倍化を中止するよう求めましたが不採択でした。 |
新規・拡充された事業@地域少子化対策推進事業費 9853万円(0~3歳児の養育者に移動に使えるチケットを1000円/月、子どもが満1歳、2歳時に1万円を支給) 拡充 |
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第一回定例会概要 市民要求実現へ奮闘第1回定例会は2月16日から3月24日の会期で開催されました。議案は、2022年度一般・特別・下水道事業会計補正予算7件、2023年度一般・特別・上下水道事業会計当初予算6件、条例改正9件、指定管理者の指定について1件、財産の取得1件、報告1件、陳情4件を審議しました。日本共産党市議団は、議案に対する総括質疑・討論を星野議員が行い、一般質問には守谷、星野の2人がそろって立ち、意見書を2本提出し、市民要求実現のために奮闘しました。 |
臨時議会 市役所の機構改革、机などを更新◆フリーウェイデスクで市民サービス向上 今年1月、臨時議会がありました。第5次座間市総合計画の初年度により、今年4月、市役所で機構改革と部署変更がありました。それに伴い、フリーウェイデスクと袖机等の新調、庁舎内の案内板の更新、インターネット無線LAN化の費用が提案されました。 ◆県が小学校卒業まで医療費無料にまた神奈川県が小児医療費無料の対象を小学校入学前だったのを小学校卒業まで拡充した関係によるシステム改修費用を含めた補正予算を審議しました。同補正予算は賛成多数で可決しました。 |
「日本全体で解決すべき問題として、普天間基地周辺の子ども達を取り巻く空・水・土の安全の保障を求める陳情」 不採択学校上空を飛行する米軍機による落下物の危険性や、日米合意を守っていない飛行ルート、有機フッ素化合物による水や土壌汚染の懸念など、基地を多く抱える神奈川県でも他人事とは思えない内容の陳情です。党市議団は賛成しましたが不採択でした。 |
「国民軽視の安全保障関連3文書の閣議決定に抗議し、安全保障政策の変更について国民的議論を求める意見書の提出を求める陳情」不採択昨年12月に閣議決定された安保3文書の中に、先制攻撃になりかねない敵基地攻撃能力の保持が含まれ、軍事費2倍化するとのことで、国民的議論が必要だとする陳情です。党市議団は賛成しましたが不採択でした。 |
2023年度開園した入谷西児童ホーム |
有機フッ素化合物 検出の原因解明をもりや浩一議員 発がん性が懸念される有機フッ素化合物が市内第3水源から国の暫定基準値を超えて検出され、その原因解明等を昨年3月議会から毎回求めています。今回は地域別汚染検査を市独自に行う回数を増やすことと、血中濃度検査を行うよう求めました。市長から「米軍キャンプ座間への立ち入り調査は求めない、血中濃度検査は市独自で行わず、国にも求めることはしない」という答弁でした。
子どもたちの権利のために星野久美子議員 今定例会で以下の3点について一般質問を行いました。(要旨) |
2023年第1回定例会・臨時会主な表決結果 |