2024年4・5月 | 第269号 | 第1回定例会議会報告特集 |
物価高騰から暮らしを守るべき2024年度一般会計予算に反対 2024年度座間市一般会計予算は463億8961万4千円で、前年度比4.3%、18億9926万1千円の増額となりました。本予算には、ヤングケアラーの支援を含めた子育て世帯等訪問支援事業、コミュニティバス運行事業費でバスロケーションシステムと乗降客カウントシステムを導入して利用者の利便性向上を図ることなど評価できる点もありましたが、問題点もありました。 公立から民間に移管したちぐさ保育園 |
国民健康保険税と介護保険料の値上げは問題 国民健康保険税がこの4月から値上げされます。日本共産党は値上げに反対しましたが賛成多数で可決しました。2027年度に神奈川県内は医療費水準を納付金へ反映させない統一の標準保険料になるため、座間市は県の標準保険料率との乖離を半分にするとして値上げしました。医療給付費分、後期高齢者支援金分、介護納付金分を合わせて、所得割が10.5%から11.9%に、均等割が42900円から49800円に、平等割は31500円から32800円に値上げです。今でさえ高すぎる国保税をさらに値上げするのは問題であり、国保税の子どもの均等割額を免除するなど少しでも市民負担を軽減すべきと指摘しました。 |
新規・拡充された事業・教育相談事業【不登校児童・生徒の居場所づくり】追加 1758万円 |
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第一回定例会概要 市民要求実現へ奮闘2024年第1回定例会は、2月22日から3月25日まで開かれました。議案は、2023年度一般会計・特別会計・下水道事業会計補正予算7件、2024年度一般会計・特別会計・上下水道事業会計当初予算6件、条例改正10件、訴えの提起1件、人権擁護委員の推薦1件、財産の取得2件、陳情5件を審議しました。日本共産党市議団は、議案に対する総括質疑と討論を守谷議員が行い、一般質問には守谷、星野両議員が立ち、意見書を2本提出し、市民要求実現のために奮闘しました。 |
座間市公園条例改悪
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誰もが安心して暮らせる社会を求める意見書 不採択 今定例会で党市議団は「身寄りのない高齢者が身元保証等に頼ることなく安心して安全に暮らせるよう求める意見書」を提出しました。これは、社会のあり方が変化している現在、身寄りがないことによって生まれている不都合の改善を求めたものですが、賛成少数で不採択となりました。 |
水道料金の再度減免と学校給食の無償化をもりや浩一議員 物価高騰から暮らしを守る対策について、市民から大変喜ばれている水道料金の減免を3月末で終了後に再び実施すべきではと市長に質問しました。市長から「現状では再度実施する考えはありません」との答弁でした。
市民の願いを託されて星野久美子議員 今定例会で以下の4点について質しました。 |
2024年第1回定例会 主な表決結果 |